台湾の友達。

欣葉の有名な杏仁豆腐。弾力がある。

今回、台湾人の友人Elに、妹的存在のGからホテルが安くなるので予約を頼んでいたのだけど、「チェックインはすべて済ませてあるので、フロントで鍵を貰えばいいから…」と言われていたのだけど、驚いたことに支払いまでしてあって、現金をそんなに持って来なかったのでどうしようか?と聞くと、また日本に行ったときでいいとのこと…(ありえない)
6年来の友人のKeは、とてもやさしく繊細な人。しょっちゅう日本にも遊びに来ていたのだけど、鬱病を患っていて2年くらい会うことが出来なかった。久しぶりに西門町のバーで会うことが出来た。しばらく自信を失ってしまっていたのだけど、今は随分回復して元気になっている顔を見ることが出来た。
MEN’S UNOという台湾や香港では有名なファッション誌の副編集長をやっているJuは、社交的なおばちゃんみたいな性格で、東京にもしょっちゅう訪れる。僕に会うたびに、忙しい仕事のこと、人生のことを沢山話してくれる。今回、僕の恋人に会って、一番喜んでくれたのはJuかもしれない。「あなたがこんなに笑顔に溢れているのは彼のおかげ!もっと台湾に一緒にいらっしゃい!」とおせっかいをやいていた。
Alは、Keと同じ53歳。昔恋人を病気で亡くしている。Ke自身も癌を患い、年を重ねてゆく不安も抱えていて話してくれる。持ち前の楽天的なおばさん気質で周りを和ませてくれるし、僕の恋人のKを気に入ったようで、ずっと絡んでいた。
CalとWayは、金曜日にずっと僕が来ることを、Goldfishというゲイバーで待っていてくれたのだけど、Kの飛行機の遅延があり、今回は会うことが叶わなかった。それでも滞在中に何度も連絡をくれて、心配してくれていた。
Odは、台湾大学を出てトヨタに勤めたのちに辞めて、今は恋人の仕事のある北京に住んでいる。毎年このパレードの時期に僕が台湾に来るのを楽しみにしてくれているのだけど、今回は土壇場にインフルエンザになり会えなかったが、僕の恋人が見たいと言って聞かなかった。
台湾に行き始めて6年。毎年毎年様々な台湾人に出会い、交流を深めてきた。彼らは日本が大好きなので、日本に遊びに来て会うこともあるし、しょっちゅう何かにつけメッセージが送られてくる。
一口に台湾人と言っても、みな個性があって違うのだけど、親しみやすくハートの温かい人情味に溢れた人が多いように思う。一度友達になると、様々な局面で僕のことを心配してくれるし、自分の心配事もとつとつと語ってくれる。
僕が繰り返し台湾を訪れたくなるのは、陽だまりのように温かい彼らが台湾にいるからなのだ。
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