王様の野菜。

トロミがあって美味しい。

先週、母が『モロヘイヤ』をたっくさん持って来たので、来る日も来る日もモロヘイヤを調理していた。
どんな薬を飲んでも治らなかった難病の王様が、モロヘイヤのスープを飲んで治ったという話から、モロヘイヤをアラビア語で「王様の野菜(ムルキーヤ)」と呼ぶようになったらしい。
『王様の野菜』と言われる理由はその豊富な栄養価にも見ることが出来る。老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量がトップクラスで、カルシウム、カリウム、ビタミンB1とB2(ほうれん草の5倍)、ビタミンC、ビタミンK・・・驚くばかりだ。
母はいつも、おひたしにして、出汁やポン酢で食べると言っていた。アーリオオーリオでもとても美味しく食べられるけど、この夏の猛烈な暑さに負けないように、『王様が飲んだスープ』を想像して作って食べている。
★モロヘイヤのスープ
<材料>
モロヘイヤ 大きくがばっと1掴み
にんにく 2かけ
オリーブオイル

胡椒
鶏スープ800ml(手羽先か手羽元をたっぷりの沸騰した湯で20分茹でる。茹でる時に、ネギか生姜かレモングラスなどを入れる。茹でた鶏は、醤油やナンプラーで下味をつけてから唐揚げに。顆粒のスープの元など買う必要はない。)
<作り方>
1. 鍋にオリーブオイル大さじ1を引き、ニンニクをみじん切りにして、弱火で炒めて香りを引き出す。
2. にんにくが少し色づいて香りが十分引き出されたら、鶏スープを入れて強火にする。
3. モロヘイヤの葉をつみ、細かく刻む。茎は別にして細かく刻んでおく。
4. スープが沸いたら、塩を入れて味を整える。
5. モロヘイヤの茎を入れて、15秒くらいしたら葉を入れて、ひと呼吸置いたら器によそい、胡椒を引く。
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