娘とディナー。

イロドリのステーキ。美味しい!

九州縦断旅行と、今週のプレゼンが相次いだので、身体がヘトヘトに弱っていた。
娘のKe(ゲイの可愛がっている若者)が一緒にご飯を食べたいというので、『irodori』へ。
Keは、夏の間しばらく下田に仕事に行っていて、日に焼けていた。四月に日本の会社に入社したものの、5ヶ月経って、ほんの少し仕事にも倦怠感を感じているようだ。
Ke「お母さんは、苦手な人がいたら、どうしますか?」と質問が来た。
僕「ん〜…僕自身、苦手な人とかあまりいないから思いつかないけど、この人にも、お父さんとお母さんがいて、たいせつにこの人を育てたんだよなあと想像するよ」と答えた。
Ke「え?それから?」
僕「たいてい苦手な人や嫌いな人というのは、自分の中にある嫌な部分を、その人が見せてくれている場合が多いんだ。だから、その人がいることで、自分の内面がわかったということ」
Ke「へー、それでどうするんですか?」
僕「その人が、なんでそんな嫌な人になってしまったか想像するの…きっとその人なりに理由があってそうなっているんだよ」
「そうやってじっくりその人のことを見てみると、そんなに嫌いになったり、憎んだり、自分の感情を荒立てる必要はないことに気づくよ。きっと。」
「そのうちに、そんなに嫌な人ではないと思えてきて、それほど気にしなくなると思う」
娘は不思議そうな顔をして、僕の話を聞いていた。
嫌いな人がいることは、好きな人がいるくらいエネルギーを使うことだ。その人に対するネガティブな感情は、自分の中で存在を主張して日常生活にも支障をきたす。
嫌いというネガティブな気持ちを薄めて行って、小さくすることができれば、自分の中の意識も変わって来るものだ。
その後、ブリッジに流れて、久しぶりに混み混みの週末を楽しんだ。
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