『すし、太郎。』そして、『華蓮』。

ハモのチーズ和え

唐津のウニ

黒豚と黒牛

★すし、太郎。http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400106/40035401/
福岡には土曜日に合わせるように入った。それはもちろん、土曜日の福岡のゲイバーが楽しいからだ。
今回の5日間に及ぶシンガポールカップルとの旅行、最後の晩餐は『すし、太郎。』と決めていた。この寿司屋さんは前回に引き続き再訪なのだけど、思っていた通りミシュランの一つ星を獲得した店。
前回は、若い大将と奥さんのふたりでの接客だったのだけど、今回は一人、お弟子さんがいて、18種類あるという日本酒にやたら詳しいゲイだった。
大将は、前回も書いたのだけど、スペインで数年間働いていた変わった経歴を持っている。クラシックな寿司が好きな人は、きっと驚くと思うけど、淡白なハモにチーズを削りかけたり、鯵にオリーブオイルをかけて出して来たりする。
それでいて握りはしっかりとして食べ応えがあり、その時期の食材をうまく取り入れていて満足させてくれる。全部お任せで食べて、1万円という驚きのコスパもありがたい。
あえて、新しいお寿司に挑戦し続ける大将を、僕は応援している。
★華蓮http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40000807/
最後の日曜日の昼は、鹿児島の有名店『華蓮』の博多店へ。ここは、地元の人が推薦するJAが経営するしゃぶしゃぶ店。黒豚黒牛、どれも美味しく、サービスも行き届き、店内もモダンでおしゃれだ。
美しい黒豚と黒牛が運ばれてくると、シンガポール人のJとLから歓声が上がった。彼らをはじめ、香港の友人も、台湾の友人も、みな日本の牛や豚が異常なほど好きなのはどうしてなのだろうか?
お寿司にしろ、しゃぶしゃぶにしろ、シンガポールで食べたら4倍はすると彼らは言う。それならば、大好きな日本に来て、本場の料理を食べた方がよっぽど美味しくお得なのだと。
最後のしめの豚骨ラーメンまで食べ尽くして、うれしそうに手を振りながらタクシーを見送った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です