離れていても、つながっている。

夜中にKからLINEが入った。
K「僕たち、このままダラダラいっても、 どうなるんだろう…」
僕「何かあったの?」
K「…距離に負けそう…」
東京で暮らす僕と、大分で暮らすKがつきあい出してから、1年8ヶ月が過ぎた。
3週間から4週間に一度は、頑張って会うようにして来たし、毎日マメにLINEで連絡を取り合ってはいるものの、3週間くらい会えないと、Kは時々不安になるようだ。
K「東京にはたくさんいい人がいるから・・・」
僕も、離れて暮らすKのことをよく考える。まだ29歳だし、性欲も溢れるようにあるだろうし、東京の45歳のおじさんに捕らえられているのもどうなのだろうか…と。
本当に不思議なことなのだけど、つきあっているふたりは、お互いに相手に対して感じている思いは、波動のようにつながっているということだ。
これは、前の人と10年つきあった時にわかったこと。
『自分が相手に対して距離感を感じたり、不安な時は、相手も同じように距離感を感じたり、不安になっている』僕たちは目に見えない波動のようなものでつながっているのだ。
夜は、Kをなだめて寝たものの、正直、不安な気持ちは朝起きても変わらないままそこにあった。朝6時に起きて、この週末、大分に行こうか?とLINEを送った。来週末は福岡で会えるのだけど、Kが不安なまま過ごすことを考えると、一泊でも大分へ飛ぶことを考えた。
K「ごめんなさい。いつも急にこんなこと言って。」
そして、安心したような返信が返って来た。
離れて暮らすふたりには、目に見えないところでもきっと誘惑がたくさん転がっている。そして時々、何度も何度も不安な波が襲って来て、距離に負けてしまいそうになることがある。
いつか、そうして離ればなれになってしまうかもしれないけれども、今はふたりで一緒に乗り切っていこう。
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