アジアンクィア映画祭2。

朝から、自転車に乗って六本木へ。
短編集Bの中の、『おたくラジオ』という35分の短編が、ちょっと鳥肌が立つほど素晴らしかった。今もその余韻に浸っているくらい。
上海で、同じ会社に勤めて、それぞれ別々に暮らす日本人と中国人の男たちが主人公なのだけど、二人の関係は、ゲイと気づきながらも、それを受け入れ認められずにいる。そして、家から一歩も外に出られずにいる潔癖性の老婆と、彼女を支える老人医師の話が、ラジオで繋がってゆく。上海という大都会で暮らす二つのストーリーが、素晴らしい音楽と、映像によって重なり、言葉に出来ないせつなさを紡ぎだしていた。
中国人の男が、信じられないほど美しい。この映画、日本でまた、公開して欲しいな…
※本作はネットで公開された日から数えて一千万以上の再生回数を達成し、中国では大ヒットとなった。ネット上での評価は8.2、たくさんのコメントや賞賛が書き込まれた。また、2011年11月の中国における映画トップ50チャートでは「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」や「猿の惑星:創世記」をはじめ国内外の劇場映画をおさえてベスト10入りした。ゲイライフを応援するエンターテイメント誌「Badi」の表紙とグラビアを飾ったこともあるHIROが主演を務めている。
★アジアンクィア映画祭http://aqff.jp/2013/index.php
カテゴリーgay

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