100センチのベッド。

ふたりで旅行をして、ホテルで寝る時はいつも、Kが隣りにピッタリとくっついてくる。
ツインの部屋に泊まった時にも、片方のベッドは使わずに、一つのベッドでふたりで眠る。
Kの家に泊まりに行くと、壁に横付けされたKのシングルベッドに、ふたりで眠ることになる。ベッドの幅は、およそ100センチ。
僕がベッドから落ちてはいけないと言って、僕を壁側に押しやり、Kは早々に眠ってしまう。
寝つきの悪い僕は、100センチのベッドでふたりでピッタリと横にひっつきながら、「どんな状態でも、人間は眠ることが出来るのだ…」ということを証明しようと心に決める。
途中、何度かトイレに立つ時は、Kの上を跨いで立つ。
朝方、目覚ましで驚いて目を覚ますKは、僕がトイレに立ったことなど、全く気づいていない…。
そんなKの、単純なところが、僕は好きだ。
(また、おのろけになってしまった…笑)
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