アンデスの青い宝石。

昨日、いつも立ち寄る外苑西のFUGA http://www.fuga-tokyo.com/で、驚くほど青い花を見つけた。花の名前は「テコフィレア」。
世界には、青い花は実はとても種類が少ない。それゆえに人間は青い花に憧れ、青い花を改良するために長い間様々な研究を続けている。
デルフィニウム、ネモフィラ、セージ、ゼラニウム、ツユクサ、西洋アサガオなどは、鮮やかな青色が見られるけど、忘れな草など、紫がかった青色が比較的多い。
南米原産のこの花は、改良するまでもなく真っ青な色をしている。寒さに弱いので、もしかしたら次の冬は越せないかもしれないけど、ほんのひととき、神秘的な色を見つめていることができる。
こんな花を見ていると、まだ行ったことのない南米の、いったいどんなところに群生していたのだろうかと、色々と想像を巡らせてしまう。
☆テコフィレア http://www6.plala.or.jp/orchidplace/Tecophilaea.html
「アンデスの青い宝石」と呼ばれ、 乱獲により約80年前に自生地は絶滅した幻の花。現在、英国に保存されていた個体を元に、自生地復元の動きが出ている世界的な貴重種。

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