実は今、僕は今まで立ったことの無いような人生の分かれ道に立っている。
自分の選ぶ道はわかっているのだけど、それを選択することは、まるでパラグライダーをやっていた時のように心臓がドキドキして破裂しそうになっている。
それに加えてここ1週間くらい得体の知れない不安感に襲われ、午前2時とか3時にいつものようにトイレで目が覚めた後に、色々なことを考えてしまい眠れない日々が続いていた。
この現象自体は脳の世界でもスピリチュアルの世界でも同じことを言っている。
今までとは全く違った生き方を選択しようとする時には、今まで通りの習慣化された生き方を脳は安心安全で快適であると考えているため、なんとか新しい試みをやめさせようとして恐怖や不安感となって自己防衛をしてくるということ。
でもさすがに1週間を過ぎるあたりから僕もかなり辛くなり、この恐れや不安感はどうやってら薄れていくのだろう?とあれこれ情報を探し、呼吸を整えたり、瞑想をしたり、様々な試みをやってみた。
夜になって熱海駅にKを迎えにいく時に、ふと気づくと胸にこびりついていた不安感や恐れが全くなくなっていることに気づいた。
僕のやったイメージトレーニングは、自分の恐れている最悪の状況を頭の中に思い描き浸り受け入れ、その後、なんとかそこから抜け出す手段はないのかを具体的に考えるということだった。
不安に囚われた時には、目に見えない不安をこの際だから白昼の元に引っ張り出してみた方が良いようだ。最悪の状況を思い描くと、そこから何かしらできそうに思えてくる。そうしたら抜け道はもうすぐそこだ。