床の間。

母屋の大広間には床の間があって、ここ2週間くらい床の間の横にベッドを置いたままこの先リフォームをどうしようかと思いあぐねていた。

床の間は、掛け軸を飾ったり、お花を飾ったりして客人をもてなすような部屋にあるもの。床の間に足を向けて寝てはいけないと昔よく母に言われたことを思い出す。

でも今の僕たちの家では、床の間に飾る掛け軸もないし、客人をかしこまって迎える習慣もない。床の間のスペースを活かすよりもむしろ、そのスペースを収納にした方がいいかもしれないと思い始めたのだ。

そこで、急遽計画を変更して床の間を解体することにした。

柱は鋸で倒され、床の間はあっという間に広い空間に変わった。

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