宮古島のライフライン。

宮古島の新居に引っ越してきたはいいけれど、家のライフラインが東京の家と違っていてわからないことだらけでいる。

水道はもちろん普通に飲めるのだけど、日本にしては珍しく硬水なので、ステンレスに水垢がつきやすかったり、飲んだ感じが軟水に慣れた身にしてみれば少し違和感を感じる。そのせいか、お水を買っている人をよく見かける。

ガスはプロパンガスで、ガス屋さんに連絡すると持ってきてくれる。このガスは主にキッチンのコンロで使われる。

お風呂と給湯器にはガスではなくボイラー室があって、灯油を使ってお湯が沸かされて出てくる仕組み。

僕はこのボイラーというものを使ったことがなく、2日間くらい使い方がわからずお水で過ごしていたのだけど、さすがに寒すぎるので業者さんを呼んだ。「数年住んでいなかったせいかボイラーを使うと時々カラカラと音がするので、中を点検した方がいいでしょう。黒い煙が出たら危ないので知らせてください」と恐ろしいことを言って帰っていった。そんなことを言う前に直してから帰って欲しいものだ。

このボイラーが曲者で、お湯は出るのだけど温めたお湯を溜めておいてお湯を出す仕組みのため、シャワーの水圧がとても弱く、僕もKもシャワーを浴びながら侘しい気持ちになっていた。そこで、他の業者を呼んで何か方法はないかと聞いたところ、直接お湯を沸かす給湯器に変えたら水圧問題は解決されるとのこと。

「おいくらなんですか?」「16万5000円です」「シャワーの水圧のためには仕方ないか・・・」

エアコンも古いものが取り付けられているので、熱海から運んでもらった200Vのものを取り付けようとしたのだけど、分電盤が古いので付け替えないといけませんと言われ電気屋さんが来て見積もってもらったところ、「15万円です」と言われた。熱海で分電盤を変えた時に11万円だったので覚悟をしていたが、引き込む電線の距離が長いため多少値段が上がるのだそうだ。

新居への引っ越しであればこんな出費はないのだろうけど、中古物件を少しずつリフォームして暮らしていくことを選んだ僕たちは、こうやって一つ一つ問題を解決しながら、少しずつ住みやすい家に近づけていく。

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