これはメキシコにおける実話の基づいた映画のようだ。
ある若いゲイの議員は、自分が社会的にのし上がって行くためにメキシコ大統領の娘と結婚する。
周りから見たら何も変わったことのない夫婦生活を送っているように見えた議員だったが、やがて次第に自分の性的指向を隠し通すことが難しくなってゆく。
結婚式、初夜、夜の営み・・・ゲイにとって女性と夫婦として日常生活を送って行くことはどういう感じなのか、映画の中では描かれている。
ゲイの表現が女性的な要素が強く古典的に感じられるし、映画として素晴らしいものではないが、見応えのある作品だった。