数日前に急に、弟のような友人Fが、奥さんと子ども二人と熱海に花火を見に行くから、そのついでに昼ごろ寄りたいという連絡があった。
熱海にはなぜか突然友人たちがやってくることが多く、その時に同時に僕の顔を思い出すのか、突然行きたいという申し出を受けることがある。中には予定が合わず会えない人も何人かいた。
午前中は町内会の清掃が入っているので、大したものは用意できないけどということで簡単なイタリアンでもてなした。
子どもは、2歳半の女の子と7ヶ月くらいの男の子。二人とも個性があってとてもかわいい。
友人といっても、勝手に親戚のような気分になっているせいか、とても楽しい時間だった。
セクシュアルマイノリティで子どもを育てているカップルというのは、実はもうこの国にはたくさんいるのだけど、法律で守られていないのが現状。一日でも早く法律で守られることを願っている。
海はやっぱりゲストには喜んでしまうようでなかなか興奮が治らずクレートの中で待機してもらったのだけど、少しずつ人にも慣れていってほしい。
東京を離れた僕たちの生活を、やっぱりみんなどうやって暮らしているのか気になっているみたいで笑ってしまった。