うれしかったこと。

久しぶりに新宿2丁目の、僕のホームバーである『Bridge』に飲みに出た。
エレベーターを降りると、帰ろうとしていたGが女性の僕もよく知っている友人と来ていたので引き留め、そのままバルコニーで白ワインを飲んでおしゃべりを楽しんだのだけど、実はこの日、とてもうれしかったことがあった。
『同性婚訴訟を応援する会』にお仕事なのか、いらっしゃっていたお客さんがいたので、そのお客さんに帰り際に挨拶に行くと、
「応援しています!がんばってください!
あのー、少額ですが、クラウドファンディングの募金もしました。
がんばってください!」
僕はこの訴訟がはじまってから、周りの僕を知っている人たちは大体知ってはいるのだろうけど、面と向かって「応援しています!」などと、励ましのお言葉をかけていただいたのは、今日の彼を入れてもたぶん3人くらいなのだ。
新宿2丁目に来るゲイの人たちは、反対意見や、そもそも同性婚になんか自分は関係ないし興味もないという人がほとんどなのだと思う。(実のところ、この僕でさえ、自分には全く関係ないと思っていたからだ)
でもこうして、今はどういうわけか国を相手に裁判を起こし、原告となって矢面に立ってみると、改めてこんな一言の励ましがとてもありがたく、うれく思えた。
この場を借りて、ありがとうございます!
カテゴリーgay

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