長野からのお土産。

葉わさびの醤油漬けとこごみの胡麻和え

信州に旅行に出かけると、帰りの日には決まって山菜や野菜をたくさん買い込むことになる。
わさびの葉、わらび、タラの芽、こごみ、アスパラ、ほうれん草、菜花・冬菜…
食べ方のわからない野菜は、お店の人に聞くととても親切に調理の仕方を教えてくれる。(ネギの頭は、天ぷらか油で炒めるといいらしい)
帰ってきた夜に、わらびは灰汁抜きをして、最後の連休の日、買ってきた山菜や野菜の下処理をした。
わらびは夜のうちに灰を入れた熱湯に浸しアク抜きさえすれば、翌日からお浸しなど何にでも使える。
わさびの葉や花は、実はとても重宝な常備菜になる。軽く茹でて醤油と酒とみりんを煮立てた汁に漬けて味を含ませる。
こごみは、アクがほとんどないので、普通の野菜のように茹でてそのままドレッシングでもいいし、今日は胡麻和えにした。
お土産らしきものはほとんど買わない僕たちは、こんな山菜や野菜を買ってくるだけでとても幸せな気分になる。
長野県はもう長いこと、男女ともに長寿県として知られているのだけど、昭和40年代の一時期には塩分の摂りすぎで脳卒中が多かったようだけど、その後減塩を県全体で目標にし、一気に長寿県に変わっていった。
高地にある村が多く、太陽が燦々と降り注ぎ、野菜や山菜を沢山食べ、味噌を日本一食べることがその長寿の原因だろうかと言われている。
山々から自然と湧き出てくる美しい水に恵まれた長野県は、これからもご長寿県を更新していくのだろうな。
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