小さな頃の、Kの写真。

僕の福岡出張と、Kの大分への帰郷が重なり、今日Kが東京に帰ってくる。
Kが大分の病院の仕事を辞めて東京に引っ越して来てから、早くも1年半以上たったことになる。
その間Kは、東京で働き始める前に今年の1月に大分に一度帰ったきりだったので、久しぶりの帰郷になった。
ご両親にしてみれば、三人兄弟の末っ子のKは、ゲイだということがわかった今も、出来れば近くに置いておきたい存在だと思う。
昨夜、実家に帰ったKから、Kの小さな頃の写真が何枚も送られて来た。
それは、3歳くらいのお姉さんと海で遊んでいる写真や。6歳くらいだろうか、芋掘りに行った写真、小学校の学芸会のような写真、少し大きくなって友達と遊びに行った集合写真。
一重の目を見ると、今でもその頃の面影が残っているようだ。
Kの子どもの頃の写真を眺めていると、なんとも言えず温かい気持ちになる。
こんなに小さくて、かわいかったKを、ご両親は健康に、また事故などに遭わないように守りながら、一生懸命育てたのだ。
そして今も、誰よりもKの幸福を願っているに違いない。
2日間会えなかっただけなのに、僕はなんだか淋しくて、今、羽田空港に迎えに来たところ。
1時間も前に着いてしまって、そんな子どもの頃のKの写真を、飽きることなく眺めている。
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