湯たんぽ。

夜眠る時、寝室の暖房はすぐに切るか、1時間もしないうちに切ってしまう。
Kとふたりでベッドで眠るようになって、布団の中がとても暖かいことに気がついたのだ。
ベッドの中でKは寝相が悪く、僕に脚を乗せて来たりするのだけど、代謝がいいのか、基礎体温が高いのか、身体がとても暖かくそれが地熱のようになって布団の中がとても暖かいのだ。
そんなKを、僕は時々「湯たんぽちゃん」と呼んでいる。
湯たんぽちゃんが隣にいれば、部屋の空気がむしろひんやりと冷たい方が、なぜだか気持ちいいみたい。
トイレから帰って、寒い寒いと思いながら、暖かい湯たんぽの隣に滑り込むと、なんとも言えない幸福を感じる。

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