関西レインボーパレード

大阪のパレードに参加するのは、昨年に続き2度目になる。
会場は堂山の近くの扇町公園。この日、パレードには900人を越える人々が集まった。
大阪のパレードを歩いていつも感じるのは、沿道の無関心さだ。東京と同じくデモ行進として申請されているので一車線を使って3人横並びに歩くのだけど、周りの人たちからしたらいったい何の団体なのかわからないというのが本音だろう。
パレードの運営側は、自分たちが何のために歩いているのかを、見ただけでわかるように、音で聞いたらわかるように、周りにいかに伝えていくのかということを考える必要があるだろう。
僕たちの周りは、オナベ軍団(FtM)が取り囲み、前にはMtFの人たちに挟まれて歩き続けた。
ここにこうして集まった一人一人を見ていると、セクシュアルマイノリティといった言葉でさえ一括りに出来ないくらいそれぞれが違っていて、なんとなく笑ってしまうくらい変わっているように見えるのだ。
男と女、その2つの中に収まりきらない多様な人たちに囲まれながら、なんだかみんな笑ってしまうようなおかしい雰囲気だけど、その中にいるのはなんとも居心地がいいと感じることが出来る。
僕たちの少し前を、高校生の女の子たちが先生と歩いていた。先生は教育の現場で、セクシュアルマイノリティのことをきちんと教えているそうだ。
日本も少しずつ、変わっていってますね。
カテゴリーLGBT

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