海と一緒に。

海が来る前は、たとえばこうして宮古島に旅行に来たら、二人でダイビングをしたりカヌーをしたり、夜はおいしいレストランを見つけて食べ歩いていた。

でも今は、海と一緒に泳げる穏やかな海を探して行ってみたり、海を連れて入れるお店を探したり、朝早い時間と夕方にドッグランに行ったり、すべて海が中心の旅行になっている。

僕もKもそれで物足りなさを感じることはなく、海と一緒にできる体験にもっともっと喜びや幸せを感じているのだ。

今日も一緒に海と泳ぎの練習をした。僕たちを目掛けて一生懸命犬かきをするそのまっすぐな愛情に心が温かくなった。

海という家族が増えて、新しい喜びや幸せがもっと広がった。

Blue Turtle

伊良部島に犬連れで入れる素敵なカフェレストランがあるのではじめて海を連れて行ってみた。

11時オープンだったので10分過ぎ頃到着した僕たちは、ギリギリテラス席に入ることができたほどの人気店。

ここに来るとその人気もわかるのは、目の前が真っ白な砂浜が広がる美しい渡口の浜。

お客さんたちは我先にと海を見るよりも写真を撮りまくっている。

海はみんなからかわいいかわいいと言われて触りに来られるけど、ちょっと緊張してるのかいきなり上から触られてびっくりして吠えてしまう。

それでもここのテラスで過ごす時間は気持ちよく、宮古島に来たら必ず訪れたい美しい場所。


⭐️ https://blueturtle.jp/

アトリエ和毛

宮古島で真っ先に行く場所は、「漲水御嶽」。

ここは宮古島で一番重要な「御嶽」と知ってから、毎回宮古島を訪れるたびに最初に行くところ。漲水御嶽できちんと挨拶をしてから、宮古島生活をスタートさせる。

その後に、「アトリエ和毛」というこのブログにも何度も登場しているショップを訪れる。オーナーのあきよさんに会い、いろいろな宮古島の話をするうちに胸につかえていた思いがすっきりと軽くなった。

あきよさんは熊本出身で、旦那さんも大分出身。そんなこともあり九州の話で盛り上がる。

いつもフワッと軽やかで、笑顔で旅人を迎えてくれる。

アトリエ和毛は、宮古島の単なる雑貨屋さんではなく、僕にとって心から癒される場所なのだ。

⭐️アトリエ和毛https://www.instagram.com/atelier.nicoge/?hl=ja

家を探して。

実は今回宮古島に来たのは、家を探すことが目的。

はじめて2019年の夏に宮古島を訪れた時にお世話になった宿「aruflat」を訪れてご夫婦に相談に乗ってもらう。その後夕方までご夫婦の友人が売りに出している家や土地を次々に案内してもらった。

宮古島の地価は19年の宮古島バブルほどではないにせよ依然高く、家を借りるにしても東京の中心地と同じくらい高い。バブルが終わっていない宮古島で家を買うにはリスクも伴うのだけどいい物件があったら手をあげないとすぐに取られてしまう。

宮古島の地域ごとの特性を聞きながら、この辺りが人気だしおすすめと言われても、僕たちは田舎に住みたいと思っているのでなかなか条件に合わず、今回はここぞという物件には出会えなかった。

それでも彼らの並外れたホスピタリティに感動して、そのうちきっといい物件に会えるのではないかと思えたのだった。

宮古島へ。

台風が近づいて来るので雨が激しくなるから、もしかしたら神奈川県に入る海沿いの道は閉鎖されるかもしれないと、 7時半には家を出て羽田空港へ向かう。

予報に反して意外にすんなりと羽田空港へは2時間で到着できた。

今回の宮古島旅行は、随分前に計画していたのだけど、新型コロナの流行が沖縄県で思ったよりも猛威を奮っていたので途中どうしようかと迷ったこともあった。

それでも今回決行したのは、僕たちの人生に関わる出来事が起こっているから。

カウンターで海を預けた時に、前回よりも大声で鳴いていたけど、宮古島空港で出て来た時は、2回目だからか少し落ち着いていた。

今日は「海鮮酒家 中山本店」でテイクアウトを受け取り、晩ごはん。


トウフヨウやジーマミ豆腐、もずく酢を食べたら、心底ホッとして、泡盛が進んだ。

神様の贈り物。

海と一緒に暮らしていて、そのいたずらに笑ってしまうこともあるし、興奮して言うことを聞かない姿に怒ってしまうことも時々ある。

でも日に何度も思うことは、海は神様からの贈り物だということ。

海は、とても素直でやさしく、温かい。

僕が少しでも足を掻いていると、すぐに寄ってきて足を舐めてくれたり、ちょっと留守にして帰って来た時に、心から喜んでいる姿を見ると、その真っ直ぐな愛に言葉をなくしてしまう。

その身体から発せられる人間より高い体温の身体を、しっかりと抱きしめてみる。

この温もりややさしさを、どんな時も僕が忘れないように。

おせち料理。

昨年は、Kの実家と僕の実家に高島屋のおせち料理を送った。

今年はどうしようかと考えていたところ、婦人画報に美味しそうなおせち料理が載っていたのでそれを送ることにした。

母の日や父の日に、まだ会ったことのないKのご両親に贈り物をする。

Kは僕のたいせつなパートナーであり、Kのお父さんとお母さんは、僕にとってもお父さんとお母さんだから。

お父さんはまだ僕のことを口にすることはあまりないみたいだけど、焦らずゆっくりと時間をかけて関係性を築いていけたらいいかと思っている。

母に会いに。

今日は休暇をとって、母に会いに行った。

熱海の駅から千葉の母の家がある駅まではちょうど2時間。家を出てから2時間半で母の家に着くことができた。

母は唐揚げや天ぷらを用意しておいてくれていて、すぐにお昼ごはんになる。

母は父と再婚してかれこれ18年。今の仲睦まじく幸せそうな二人を見ていたら、お父さんにとても感謝したくなって、「母と結婚してくれてありがとうございました」と面と向かってはじめて言った。

自分の人生で一番辛かった出来事は2つあって、そのうちの1つは、僕がまだ小学生の頃、母が父にいじめられていた記憶だ。

その頃の話をしながら、今の母がどんなに幸せそうに見えるかと思ったら泣けてきた。

母は、「あんた、泣き上戸なの?」と言っていたけど、それは悲しい涙ではなく、うれしい涙だった。

父は言葉少なに恥ずかしそうに僕をじっと見つめていた。

PCR検査

ANAに乗るため、無料でPCR検査を受けられるとのことで、Kと二人はじめてPCR検査を受けてみた。

家に二人分のキットが届き、小さなプラスチックの筒状の容器に唾液を入れて送り返す。この唾液をある程度の両口の中から絞り出して入れるのが少し面倒だったけどものの5分もあれば完了する。

返送すると2日後くらいには陰性であるという結果が分かった。ワクチンは2回打っているし、PCR検査も陰性とのことで少し安心した。

ここ数週間は全体的に陽性者が減少傾向にあるものの、新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ先行きが見えないと思っている。ウイルスは冬に活発化するかも知れないし、新しい変異ウイルスが猛威を振るうかも知れないから。

できるだけ慎重に行動して、自分や家族の身を自分たちで守るしかないのだ。

指を切った時に。

晩ごはんの準備で、スライサーを使ってゴーヤーをスライスしていたのだ。

スライサーを使う時はいつもは気を使い過ぎるくらい使うのだけど、今日はほんの少し別のことを考えていたのかも知れない。

右手の薬指の関節をほんの少し切ってしまった。切った時は出血しておらず、その後じわじわと出血が始まった。

幸い今日は焼肉にするつもりだったのでほとんどの準備は終わっていた。後は、茹でたほうれん草を絞ってナムルにしたり、ゴーヤーをレモンと和えたり、肉に塩胡椒したりするだけ。

KからのLINEには指を切ったことは言わず帰って来てから伝えて、残りの料理をKにやってもらう。

小さな切り傷であっても出血していると料理はほとんど何もできない。水を使って洗うこともできないし、食材をつかむことも難しい。

Kは僕の言うままに料理をテキパキとこなし、僕が手伝おうとすると「血が止まるまで押さえておかなきゃダメ!」と言って手伝わせてくれない。

出血が少し落ち着いて来たので、今度は強力なバンドエイドに貼り替える。こんな時、Kがいてくれて本当に良かったと思うのだ。

たかが指の怪我であっても、バンドエイドを一人で貼るのと、誰かに貼ってもらうのとでは全然違うものだ。

人の愛情ややさしさは、きっと傷口の回復にも影響するに違いない。