台風の時のゲスト対応。

今日の宮古島空港と下地島空港は朝から閉鎖となった。

本日東京へ帰ろうとしていた2室のゲストはどちらも帰ることができなくなってしまった。

幸いどちらのゲストも町中で手頃なホテルをおさえたと言うので安心していたのだけど、2室の清掃を終えてシーツのクリーニングを出して、買い物をして帰宅後に家でのんびりしていたら電話が鳴った。

今朝チェックアウトしたご家族の奥さんで、なんでも、予約したはずのホテルがチェックインしようとしたら宿泊できないと言われて困っているということだった。

僕たちの宿は上野という田舎にあるため停電になることも多く、小さなお子さんがいらっしゃったこのご家族には町中のホテルの方が何かと便利なので町中のホテルの予約が取れたことを喜んでいた。

「こちらは今全て清掃が終わって、雨戸も全て閉めてしまったんです・・・私が知っている現在空いている少し広めの市内のホテルをお送りしますので電話をかけてみてください。それでも予約できなかったらこちらにお電話ください」

僕が町中の空いているホテルを送るとしばらくして無事に確保できたと連絡が来た。

僕たちはホッと胸を撫で下ろしたのだけど、応対が少し優しくなかったかもしれないと思ったのも確かだった。困っているお客さんに「すぐにうちにいらしてください」とお伝えすることもできたのだ。

それでも、いろいろ考え直して、まだ小さな幼児がいらっしゃることもあり、町中の宿に宿泊されることを勧めたことは間違いではなかったと思い直した。

今後、台風の際の宿側の応対をきちんと書き出しておこうと思った出来事だった。