実山椒。

小枝を外しているところ。

鰯の山椒煮。

晩ご飯(また素麺! 笑)

スーパーに青梅が並ぶ今頃、時を同じくして、山椒の実が並ぶ。
6月の、取り分け丹波の実山椒は、香り高い。仕事の途中に三越本店の地下で、美しい実山椒を見つけたので買って来た。
山椒の葉は、使い勝手が良いけれど、日本の胡椒にも例えられる山椒の実も使い勝手が良い。
先ずは、ざっくりと小枝から実だけを指で取り除く。山椒の実に触れるたびに、さわやかな香りが立ち上がる。
小さな小枝まですべて取り除こうとすると、何時間もかかるので、自分が奴隷になったような気分になる前に終わらせよう。お店で出すわけではないので、少々小枝がついていても大丈夫。
たっぷりと沸騰したお湯に、実山椒を入れて5分くらい。色がもう一度生まれ変わるように真っ青に変わったら、ざるに引き上げる。
熱が取れたら、すぐに使う分以外はまとめてそのまま冷凍庫へ直行。使い勝手が良いというのは、使うたびに、解凍せずにそのまま鍋に入れればいいし、来年の実山椒の季節まで、十分に持ってくれるからだ。
今日は、美味しそうな鰯が並んでいたので買って来た。
青背の魚は僕の大好物。しっかり煮れば、骨まで苦もなく食べることが出来る。山椒の風味を帯びた鰯は、正に、日本酒泥棒だった。
★鰯の山椒煮
1.さばいて頭と内蔵を除いた鰯に熱湯を十分に回しかける。
2.10センチの昆布を敷いて、
  日本酒 1カップくらい
  醤油 大さじ2
  みりん大さじ2
  和三盆(無ければ砂糖)小さじ2
  (下処理をした)実山椒 大さじ2
  を煮立てたところに、鰯を静かに並べ入れる。
 
3.落としぶた(無ければアルミホイルで蓋を作って)をして、時々スプーンで煮汁を鰯に回しかける。 30分したら、香り豊かな鰯の山椒煮の完成!
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