梅雨明け。

今年は5月1日に梅雨入りした宮古島は例年の3倍近い雨が降ったようで、いつまで梅雨が続くのかとうんざりしていたのだ。

ここ数日晴れ間が出ては、午後突然スコールのような天気が続いていたけど、どうやら今日は晴天で、週間天気予報を見ても晴れマークが続いているので梅雨明けしたのだと思う。

梅雨明けした宮古島の光は眩しくて、サングラスをかけたくなる。

暑くて梅雨明け後もまだ少し湿気は残っているけど、本格的な夏の到来に胸が躍る。

今日は海を連れて下地体育館の周りの公園を散歩した。

公園の木に海と近づくと、一斉に20匹くらいの蝉が飛び立つので驚いた。

東京や熱海ではこんなことはなかったのに、宮古島の蝉はよく目が見えていて、敵が近づくと一斉に飛び立つ習慣があるみたいだ。

梅雨明けから台風が来る前のしばらくの間、宮古島は最高の季節になる。

鏡とランプ

客室の浴室に、ようやく鏡とランプが取り付けられた。

鏡は丸い鏡にして、ランプは迷った末に2つにした。

取り付けてみると、僕の背丈にはちょうどいいものの、Kとか180cmくらいある人には少し低いかなと思ったので、結局少し上に付け直す作業をお願いした。

ゆっくりとしていて一体いつになったら完成するのか?と思うリフォーム工事だけど、ゆっくりとでも着実にできてきたようだ。

秋にはオープンできますように。

お散歩は早朝に。

梅雨明けが近づいてきて、宮古島は一気に盛夏になった。

晴れ間が見えると昼間はだいたい30℃を越えて32℃くらいまで上がる時もある。

今までは海の朝の散歩は9時頃に行っていたのだけど、この頃は朝起きて6時台に出かけるようにしている。

夏の朝、海を連れて歩いていると、小学生の頃ラジオ体操に行っていた頃を思い出す。

早朝の宮古島は涼しい風が吹き抜けて、歩いているだけで気持ちがいい。

海も、ハアハア息を切らせることなく散歩を楽しんでいるのがわかる。

2月頃に刈られたさとうきび畑のさとうきびの背丈がぐんぐん伸びてきた。

ビニールハウスの中のマンゴーが大きくなっていて今か今かと出荷を待っている。

朝誰もいない畑の周りを海と散歩する夏は、毎日のように小さな発見がある。

野犬

だいぶん少なくなったようだけど、宮古島にはたまーに野犬がいる。

野犬と言っても、恐らく飼育放棄されたのか逃げてしまったのか、トゥリバーという茂みのある辺りにはその野犬が数頭群れをなしている。

そしてそんな野犬にエサをあげる人もいる。

車でやってきてはエサを置いて去っていくのだ。

本人は、かわいそうな犬にご飯をあげているやさしい人のつもりなのだろうけど、結局野犬が住み続け増えていく悪循環を作っていることを知らないのだろう。

犬は野生動物ではなく、人間によって改良され人間の生活の中でしか生きていけない。

殺処分される犬が一頭も出ないようになることを願う。

住民税。

住民税の通知が届いた。

海の散歩から帰ってきて、恐る恐る開いて見て思わず絶叫した。

「何これ!!!!!すごいことになってる!」

退社した後の住民税に驚くとは聞いていたけど、まさか腰を抜かすほど高いとは思わなかった。

今まで30年近く、ずっとサラリーマンだったので、住民税の総額がいくらかなんてほとんど気にすることもなく生きてきた僕の意識の低さを思い知らされた。

ほんと、息が止まるかと思った・・・。おおこわ。おおこわ。

壁の洗浄とタイル。

門の両側にはブロック塀があり、白いペンキも剥げかけているので、いつかきちんと塗り直さなければと思っている。

客室のキッチンで使用したイタリアのサルデニアのタイルが、思いのほか美しかったので、このタイルを門の壁に貼ってもらうために追加で注文した。

まずは僕がケルヒャーで高圧洗浄をして汚れを落とし、その上からタイルを一つ置きに貼ってもらった。

高圧洗浄はびっくりするくらい黒ずみや苔が落ちてくれる。

まだ塗り直していないブロック塀だけど、タイルが貼られたら急にイタリアの風が吹いてくるように感じられた。

クラピア

我が家の庭は、梅雨の長雨のせいか雑草がより一層蔓背丈を伸ばし、随分と荒れているように見える。

僕と違ってKは、この雑草が伸び放題になっている状態が我慢ならないようで、ずっと前からどうにかしないと・・・と焦っていた。

「こんな雑草が伸び放題の庭にお客さんなんか呼べないよ・・・」

一向に僕が対策を打たないのを見かねて、半ば怒りながら、Kは「クラピア」という植物の苗を10株注文した。

このクラピア、芝生の代わりになるような匍匐生の植物で、意外と高い値段で売れまくっている人気の植物なのだ。

日当たりを好み、うまく根づけばどんどん広がっていき、雑草の侵入を防いでくれるとのこと。

Kはこのクラピアを植えるために、固い庭の赤土を掘り返して、全身に汗をかきながらなんとか8株を植え付けた。

「後の2株はどうするの?」と聞くと、「失敗した時のために別に避けて取っておく」とのこと。

Kのこんなところがとても好きだ。

うまく根付いてくれるといいな。

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌

「ヒルビリー・エレジー」は、映画関係者では「プアホワイトのポルノ」などと酷評されていたようだけど、エイミー・アダムスとグレン・クローズが出ていることもあり見てみたら、胸が痛くなるような映画だった。

これは実話をもとに作られた映画で、オハイオ州で育った繊細な少年と自分の人生を何度も失敗しながらもなんとか前に進もうとする母親、そして、アメリカンドリームを夢見る少年の話。

白人エリート社会に対して、オハイオ州の炭鉱町で貧困に喘ぎながらも毎日を生きようとする母子家庭。はっきりとしたアメリカ社会の断絶や階級の違いが感じられる。

エイミー・アダムスは相変わらず素晴らしい演技をしていた。ただ1つ気になったのは、母親が自分の人生に打ちのめされて滅茶苦茶になっていく理由や過程が今一つ描かれていなかったこと。

グレン・クローズの怪演は、ラジー賞とアカデミー賞の同時候補となった。

ドライブマイカー

Amazon Primeで、ようやく「ドライブマイカー」を観ることができた。

宮古島に来てから映画館とは縁遠くなってしまったのだけど、今の時代こうやってネット配信で映画が見られることに感謝している。

村上春樹さん原作の本は読んでいなかったのもあるけど、頭の中で色々なことを想像しながら全く飽きない作品だった。

説明的な部分が一切なくて、全て映像と俳優たちの演技で物語を紡いでいく手法は、まさに映画ならではの醍醐味が感じられる。

こんな素晴らしい作品を作る監督が日本にはいたのだ・・・ととても感心した作品。

強いて言えば・・・岡田将生さんが他の人ならもっと良かったかもしれない。

裏の畑の先生。

僕たちの家の前の持ち主には3人の子どもがいて、長男は僕たちの家の裏の畑でビニール栽培をしていて、先日大きな冬瓜をいただいたのだった。

先ほど玄関の呼鈴が鳴ったので出てみると、今度はその妹さんが立っていて、「私は高校の教師をしてるんですけど、これ、よかったら食べてください」

そう言って、卵とレモングラスをくれた。

「お母さんも先生だったんですよね?親子で先生なんてすごいですね!」

「母は家庭科だったんですが、私は英語を教えています」

こうやってまたしても、宮古島の人からお裾分けをいただいてしまった。

ほんと、みんな、とても人懐こくてやさしい。