3人でお泊まりのお客様には小学3年生の男の子Hくんがいて、その子が天使のように素直でいい子であることに気づいた。
Hくんはとても動物好きで、すぐに僕たちの暮らす母屋にやってきては上がり込み、海や太陽と遊び始めた。
朝ごはんの後は食器を下げにやってきてくれてそのまま部屋に戻ろうとしないでずっと遊んでいる。
その後、お母さんが呼びにきてやっと海に遊び二いくといった感じ。
朝は6時前にはドアの前で待っていて、海の散歩に一緒についてくるのだ。
何よりも、会話をしていると本当に素直で人の話をよく聞くし、犬や猫の強引さやわがままにも怒らずに対応している。
Hくんを見ながら、僕は子どもを育てることができなかったけど、こんな子どもだったら一緒に暮らしたいなあ・・・と思ったのだ。
子どもの成長をそばで見ながら毎日生きてゆくことって楽しいだろうなあ・・・と改めて思ったのだった。