夜になり台風の強い風と雨が吹きつけはじめた。宮古島で迎える2回目の台風は、進路のせいか最初の11号に比べるとずっと穏やかに感じられる。
それでも海は風の音を怖がり全く眠らない。
僕とKもあまりにも強い風と雨の音に時々手を握り締める。
いくら大人になっても自然の脅威を前にすると、人間の力なんてなんて無力なのだろうと思う。
僕たちの家はRC構造でしっかりしているものの、窓ガラス部分は強い風が叩きつけると割れる危険性もあると思う。
雨戸を閉めて準備万全にするけど、ベッドサイドの大きな窓には雨戸がなく、今後雨戸をつけることを真剣に検討しようと思っているところ。
台風の夜は、いつも以上にそばに家族がいることを心からありがたく思えるのだ。