ご近所のYさん。

僕たちの家の上の桜並木に住んでいるYさんはお茶の先生をやっている女性だ。海の散歩をしている時にYさんはダックスを散歩していて知り合い、お宅にお邪魔したこともあった。

熱海にも家を持っているけど、東京には麻布十番に家を持ち、そのマンションの建て直しに伴い白金代に一軒家を購入することにしたそうだ。

しばらく東京に行っていたので久しぶりに熱海に帰ってきてうちに遊びにきた。

とてもお話好きな人で、2時に来てお茶とケーキを食べながら宮古島や白金代の新居の話をしながら結局5時頃まで我が家にいたことになる。

ネガティブなことは一切言わない人で、僕たちの宮古島家さがしの珍道中の話を聞きながらケラケラ笑い、「すごくいい決断だと思いますよ。本当に楽しみねえ・・・」と言ってくれる。

このYさん、年齢は75歳くらいだろうか。熱海に引っ越してきてこうやって年寄りと呼ばれる人たちと何人も知り合いになった。

昔は、歳をとると遅かれ早かれみんな呆けてしまうようなイメージがあったけど、人は歳をとったからといって、誰もが子どものように意識が薄れて呆けて何もわからない存在になっていくわけではないのだ。

僕が出会った熱海の年上の人たちは、リタイアしていてもとても意識がはっきりとしていて、色々な話が普通にできる経験豊かな人たちばかりだったように思う。

もっともっと時間を作って、ひとり1人との会話をしておきたかったと」今になって思っているくらいだ。

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