犬のあいさつ。

海のトレーニングで、今日は他の犬に会った時の挨拶をトレーニングした。

犬は狼が祖先なので、群れで行動し、犬同士が出会うとすぐに上下関係を決める習性があるようだ。

それは大抵身体の大きさや力の強さによって決まるのだけど、他の犬に会った時も常にそんな意識で見ているようだ。

海は穏やかな性格なので、他の犬に会っても吠えたり噛んだりすることはないのだけど、体が大きいせいか反対に吠えられたり、唸り声をあげられたりされることが多い。

海としては、まだ子供なので、「わーい!一緒に遊ぼう!」くらいの気持ちなのかもしれないけど、柴犬やコーギーなどの原種に近い犬たちは、かなりの確率でうなって来たり吠えてくる。

そんな時には無理に海を他の犬には近づけないのだけど、向こうが穏やかな犬の場合は犬同士のコミュニケーションができるようにと飼い主さんの許可をもらいながら近づけてあげる。

真っ正面から海が近づくと、大抵嫌がられ吠えられたり一喝されるのだけど、こちらが控えめにお尻の匂いを嗅がせたり、伏せなどして低姿勢を見せると、相手も「おい、それならいいだろう」といった感じで近づいて来てくれる。

面白いのは、社会化がきちんと出来ている犬とそうでない犬の違いだ。社会化の出来ている犬は、犬や人間が近づいて来ても余裕かあり、触られたりしてもニコニコしているのだけど、社会化の出来ていな犬は途端に不安になり、吠えたり牙を向いたりしてくる。

海には今のまま、穏やかに犬や人に慣れてほしくて、こうした訓練を今は続行しているところ。

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