ゴールデンウイークの間、我が家のバラは最盛期を迎えている。
熱海に来て初めての春なので、バラの育ち方はどうなのか注意深く見守っているのだけど、毛虫や芋虫にいくつかの蕾は食い散らかされてしまったものの、うまくこの土地にも根付いてくれたようだ。
植えつけて最初の春なので、たくさんの花は諦めているが、それでも東京のいバルコニーとは違った花の量や大きさに驚いている。
朝起きて、海の散歩に行く時に、今日咲いたバラの蕾を見つけては、匂いを嗅いでみる。
この季節にしかできない贅沢の時間だ。
こんなトゲトゲの木から、なんでこんなに芳しい花が咲くのか?
バラを育てて25年以上になるけど、未だに不思議に思えるのだ。