19歳のSと食事。

19歳のSと久しぶりに食事をした。Sは僕にとって息子のような存在で、僕はSからしたら、東京のお母さんのような存在かもしれない。
Sは、先週末の台北プライドに参加したようで、楽しかった台湾での話をしてくれる。
東京レインボープライドとは、規模が違いすぎること。短髪にして行ったらとてもモテて、写真をたくさん撮られたこと…。
Sは、熊本から東京の大学に入学して、ファッションの勉強をしている。
前回会った時に、大学に入学してからお父さんお母さんに全く連絡していないと聞いたので、僕が「お母さんに連絡するまでは会わないからね」と冷たく突き放していたのだけど、どうやらお母さんに電話して怒られたと言う。
S「でも、今日はこれをただしさんに見せようと思って…」
そう言って見せてくれた写真は、お母さんがその後に小包を送って来てくれた写真と、短い手紙の写真だった。
小包は、実家の熊本のお菓子やラーメンなんかがたくさん詰まっていた。
そして手紙には、風邪をひかないようにと心配していることや、
「お父さんから少しですがお小遣いです。無駄遣いしないで教材でも買って、カツカレーでも食べてください」
と書いてあった。
お母さんの年を聞くと、僕と同じ49歳とのこと。そりゃあ、お母さん側の気持ちになるよなぁ…と思いながら、こんなに素直な子どもを持てたら、お母さんも幸せだろうなあと思ったのだった。
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