「結婚の自由をすべての人へ」本人尋問。

朝の10時30分から夕方の16時30分まで、東京地方裁判所において本人尋問が行われた。

午前中は、小野ちゃん・西川さんの子育てカップルと、ある原告の妹さん。午後は、よしさん。大江さん・小川さん。そして最後にKと僕の順番だった。

尋問が始まる前に、嘘偽りを言わないことを裁判官の前で宣誓する。嘘なんて言うつもりはないけど神聖な場所なので緊張して背筋が伸びるものだ。

原告一人一人のお話を聞きながら、こんな辛い思いをしてきたのかと何度聞いても涙が流れた。

原告の妹さんの証言は、客観的な意見でとても力強く、裁判官の胸を打ったと思う。

午後一番のよしさんは、今年の1月にパートナーの郁さんを亡くしている。よしさんの尋問は、途中からよしさんが堪えきれす涙が溢れて話すことさえできなくなり、僕も涙がとめどなく流れた。

小川さんと大江さんの二人は、堂々とした返答で頼もしかった。

Kは土壇場に強いみたいで全くあがる様子もなく、スラスラと自信を持って話していた。

おおとりとも言える最後の僕は、緊張して前半部分の返答を1箇所言い足りない部分があったものの、なんとか最後まで答えることができた。途中、母へのカミングアウトの部分では不覚にも涙声になってしまい、更に弁護士から質問が出てきた。「よしさんの病院での待遇を聞いてどう思われますか?」

「まるで自分のことのように感じて・・・どれだけ人の尊厳を踏みにじるんだろうと・・・」と言う言葉を、僕は泣きながら答えていた。

裁判長も裁判官も、僕たちの話に真摯に耳を傾けてくれていたと思う。

判決は分からないけど、どんな結果が出ようとも、何度でも立ち上がり、また声を上げていくまでだ。

今日で地方裁判所でのクライマックスはひとまず終わった。

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