Kのいない1週間は、とてつもなく長く、海とふたりで寂しさを紛らわせていた。
昼間は汗だくになってペンキ塗りなんかをして、海とは朝に晩に1時間近い散歩をする。
ご飯は自分一人分になると途端になんでもいいように思えてしまうもので、毎回適当にその時に食べたいものを1品作っては食べるようにしていた。
力仕事をしていると不思議なもので、玄米ご飯と豚汁と納豆なんかをついつい食べたくなるものだ。
夜7時の宮古島空港に海と一緒にKを迎えに行くと、海の泣き叫ぶような声が響き渡った。
僕も寂しかったのだけど、それ以上に海が寂しがっていたのだと、改めてわかったのだ。
我々3人家族は、誰1人として欠けてはならないのだと。




