冬物のセーターをクリーニングに出したいと思っていたのだけど、町中を走る限りあんまりクリーニング屋さんが見当たらない。
ないわけではないのだけど、ここで大丈夫かな?と思うような古びたクリーニング屋かとても小さな商店だったりするのだ。
そこで、大型スーパーの横に併設されているクリーニング店に行ってみた。
「これは普通の毛なのでいいのですが、このセーターはカシミアなのでデラックスでお願いします」
「そう言うものはうちにはないんです。セーターはセーターで全部一緒だから」
驚いたことに、2軒回ったクリーニング屋さんにはどちらにもデラックスなどのクリーニングはなくて、他のセーターと一律の洗い方しかなかった。
考えてみたら、そもそも宮古島でセーターをクリーニングに出す人なんてあまりいないのだろう。僕とKの2人分で、何枚ものセーターとマフラーまで何本も持っていった僕を見て、お店の人の方が驚いたに違いない。
当たり前だけど東京の常識は全ての常識ではなく、宮古島には宮古島の常識があるのだと思ったのだった。
