友人からのメールで、Iが亡くなったことを知った。
Iとは、新宿2丁目のぺんぺん草で、土曜日に会うことが多かった。
IはUという年下の恋人がいて、いつも一緒にこのぺんぺん草に30年以上飲みに来ていたようだ。
Iは今年の春に一度入院したのちに退院していたようだが、今週初めに吐血をして、そのまま病院に運ばれて帰らぬ人となった。
Iはフランス好きでフランスかぶれなところがあり、自分で自分のことをイヴォンヌと呼んでいた。
このブログにも何度か書き込みをしてくれていて、あの天然で情熱的なIと話すことももうないのかと思うととても淋しい。
Iはいつも僕に色々絡んできたのだけど、それもこれも沢山の愛情だったのだと思う。
僕が昔10年間付き合っていたMが亡くなったことがわかった時は、意気消沈する僕をやさしく慰めてくれたこともある。
あの大きな笑い声と、フランスかぶれのオネエ言葉を、もう二度と聞くことは出来なくなってしまったなんて、あまりにも淋しすぎる。
恋人のUにすぐにメールしたけど、今は時間が必要のようだけど、しばらくしたらまたぺんぺん草で会えそうな返信が来た。
人は亡くなるとどこにいくのだろう?
時々それは、その人が眠りに落ちてしまったようにも思える。
Iのやさしくて大きな笑い声を、僕はいつまでも忘れることはないだろう。
