先週の土曜日にお預けしてから一週間が経ち、海が今日帰ってきた。
僕は、この一週間毎日毎日あまりにも寂しく、海に会ったら泣くんじゃないかと思っていたのだけど、実際に会ってみると、嬉しさが込み上げてきて泣かずに済んだ。
海は海で、鼻にかかった笛のような声でフンフン鳴いていて、「なんで僕を一人ぼっちにしたの!プンプンプン!」と怒っているようにも見えた。
トレーナーさん曰く、「甘えん坊でとてもやさしいいい子だけど、今のままではまだ分離不安が強いから、もうしばらくの間離れてトレーニングする癖をつけたほうがいいんじゃないでしょうか?」とのことだった。

12月に我が家に海がやってきてからは、ほとんどの時間僕と一緒だったため、別々にそれぞれがやりたいことをするという関係ではなかったのだ。どちらかというと、常に海のことを第一に考えて、僕もなるべく海と一緒に過ごすようにしていたのだ。
でも、この先僕とKが海外旅行なんかに行く時に、お預けした場所で寂しさのあまり夜通し泣き続けるかもしれないし、ちょっとの間でも僕たちが海から離れることへの慣れは、きちんと教えておかないといけないと思っていたのだ。
できればずーっと一緒にいたい僕の気持ちを察して、トレーナーさんは心配していたようだけど、せっかく慣れてきた他の場所での生活を、これを機に身につけるいい機会だと泣く泣くKと二人で決めた。
そこで、週末はまた我が家で過ごして、その後平日はトレーナーさんの家に預かってもらうというのを後2週間続けてみようということに。
明日からまた離れ離れになってしまう寂しさを感じながら、僕もKも帰ってきた我が子をしっかりと抱きしめた。

