くーちんとの別れ

以前ここに書いた「こーる君たち」というYouTubeの中に出てくる16歳のミニチュアダックスフンドのくーちんが亡くなった。

それは予想を超えた速さで、ご飯が食べられなくなってから病院を2・3軒行ったり来たりしている間に亡くなってしまったのだ。

最後の最後までのぞみを持ちながらお母さんは色々なことをくーちんにやってあげたのだけど、その映像を見ながら毎日僕は涙が流れた。

離れて暮らす旦那さんが家に戻ってきたという映像を見ながら、最後にお知らせがあると書いてあったので何かな?と思っていたら、くーちんは安らかに旅だったことを知った。

犬と一緒に暮らした人ならばわかるだろう。この家族を失った悲しみは何ものにも癒すことのできない深いものなのだ。

僕はお母さんと息子の悲しみを思って泣いた。自分が昔一緒に過ごして亡くした2頭の犬のことを思い出しながら泣いた。

お母さんや息子が、これからゆっくりと立ち直っていくことを願うけど、今はどうか悲しみの中であったとしてもゆっくりと休養をとってほしいと思う。

こーる君たちhttps://youtube.com/@cole_and?si=TNu7SovomwmZYeUD

太陽を2人の枕の間に置く作戦

太陽が横というか上に乗っかっていると眠れないという話を以前書いた。本当に図々しいのでどかしてもまた乗っかってくるのだ。

そこでkが考えて僕とKの枕の間に毛布を折りたたみ置いてみることにした。寒さの嫌いな太陽はいつも毛布の上に乗って寝ているから、これはうまくいくかもしれない。

期待をして寝たところ、うまく枕の間に丸くなって寝てくれた・・・でも、夜になって気づくと僕の左肩がやけに重たく、また僕の体の上に乗っかって寝ているのがわかった。

結局枕の間に寝かせるのは失敗に終わってしまった・・・。

容器のこと。

容器のことはここにも何度も書いた。用を足したらゴミになってしまうだけなのにとっても高いのだ。

例えばドリンクの容器はプラスチックにすると容器1個19円、蓋が5.6円する。これにストローを入れたら30円近くなってしまう。すぐにゴミになってしまうのに高いものだと思う。

コンビニやスーパーでビニール袋でお金をとるようになったのは、はじまった当初高いなあ・・・と思ったものだけど、今思えば当たり前のことだ。なぜもっと早くやらなかったのだろう。

今は人間の作ったビニールやプラスチックが海や山を汚染し続け、マイクロプラスチックとなって動物たちが食べてしまい、やがて我々の身体の中にも入ってきている時代。

いつか本当に環境にいい容器やビニール袋ができたらいいのになあと思う。

Polpette

CUCINA AZZURRA(キッチン青)というイタリア語の名前をつけたからには、イタリア料理があるものと思う人がいるのは当然ではないか。イタリア語の名前なのに豚丼とかばかりなのはちょっと変な気がしなくもない。

イタリア料理の持ち帰りというのが意外と難しいのはわかっていた。イタリアの駅などでは日本のようなお弁当はないし、あってもせいぜいパニーニかスナックくらい。パニーニは美味しいけど宮古島でパニーニを食べる感じがあまり浮かばない。(サンドイッチは有りだと思うのでいずれサンドイッチは作るつもり)

ボロネーゼがいいと思うけど、冷めてしまったロングパスタはどうにも美味しくない。デパ地下によくあるサラダのようなショートパスタも好きではないし、冷製か常温のショートパスタならあるかもしれないけど今の時期ではないな・・・プッタネスカやアラビアータは宮古島には合う気がするけど冷製だとどうなんだろう?

色々と思考錯誤を重ねたある日のこと、「あ、ポルペッテがいいかも!」と天からのお告げのように閃いた。ポルペッテとは肉団子のこと。ポルペッティと言えば小さな肉団子、ポルペッティーナ、ポルペットーネ、形状によって色々な言い方がある。

普通はそれだけで食べることが多いようだけど、「カリオストロの城」ではスパゲッティで食べていたという(全然記憶にないのだけど)

そこで、うちはポルペッテをショートパスタで出すのがいいと直感的に思った。ショートパスタならば伸びもほとんどないし茹で置きにも耐えられるし合える時に戻すことができるかもしれない。

それからAZZURRAならではのポルペッテを作るべくさまざまなレシピを参考に試作を重ねた結果、パルミッジャーノを少し入れたポルペッテが完成した。ソフリットを入れるかどうか迷ったところだけど、トマトソースに入れることにした。

Kと2人で食べながら、「美味しいね。うまくいきそうだね」と確信に変わったのだった。

人気のお弁当屋さんへ

散髪をしながら床屋さんで雑談をする。

時々あまりにも質問攻めの床屋さんがいて疲れるが、だいたいは宮古島の情報を仕入れられるから楽しめる。

床屋さんは毎回違うところに行くようにしている。ここぞという床屋さんに出会えていないのと、髪は切りたい時に切りたいので、何日前に予約したり待ったりするのが嫌いなのだ。

その床屋さんが近くに人気のお弁当屋さんがあると話してくれたので、帰りがけに買って帰ることにした。こうやって何軒かのお弁当屋さんのお弁当を買って帰っては色々中身を見ながら味わいながら勉強している。

今回のお弁当は人気店で並ぶこともあるし12時をすぎるとほとんど売り切れになってしまうらしい。今日は11時半頃に着いたらまだ残りがあったのでほっとして買って帰った。

家に帰ってKと別々のお弁当を食べてみる。普通にボリュームもあるけど・・・ここもどこかで食べたようなかつが使われているのがわかる。


そう思ってしまうとこの唐揚げもどこか他と一緒の業務用の切り身冷凍なのかもしれない。

600円以内で利益を出しながらお弁当を作るというのはかなり難しいのだと思う。そんな中でやりくりをしてここは人気店になってうまく回っているのだろう。

でも、僕たちはここみたいなお弁当屋さんをやりたくてランチの持ち帰りを始めるわけではないんだよな・・・とまたしても再確認できた。

僕たちは、きちんと手作りした自分たちが食べたいもの。美味しいと思うものを届けたいのだ。

くーちん

テレビはほとんど見ないので、時々食事の後にYouTubeを見る。

YouTubeもいつも見ているとだいたい飽きてきて見なくなってしまうことが多いのだけど、その中でもほぼ毎回見ているのは北海道で暮らす「こーるくんたち」。

以前はこーるくんというゴールデンの男の子がいて、コッカースパニエルのるっちんがいて、ミニチュアダックスのくーちんがいたその暮らしを描いていたのだけど、3年近く前にこーるくんが亡くなってしまい、その後ゴールデンのるこるくんを迎え入れての暮らしに変わっていった。

でも最近16歳になるミニチュアダックスのくーちんの具合が悪いようで、その様子や介護を見ていると目が離せなくなり、毎日毎日今日はクーちんはどうしただろう?と心配でしょうがなくなっている。

お母さんがとても素敵な人で、少々大雑把だけど愛情込めてワンちゃんたちを自分の息子や娘のように可愛がっているのがわかるのだ。

これからもこの家族の毎日を見守っていきたいと思う。

こーるくんたちhttps://youtube.com/@cole_and?si=ZVJCl-OAHBClKV4c

川満漁港

宮古島は小さな島なのに、2年生活していても未だに言っていない場所は沢山ある。

川満漁港は前にも海を連れて散歩したことがあるけど、干潟になっていて人気のない静かな漁港だ。

海と空は新しい場所の匂いを嗅いで大喜びしている。

この辺りは所々にマングローブも生えていて外側の海とは生態系が違っているのがわかる。

漁港でおばあが海の中から何かを取っているので何かと聞くと、「アーサーだよ」とのこと。

「アーサーは今から4月くらいまでだから」

そういえば、市場でも生のアーサーはいつまでもあるわけではなく、4月までだったのだ。これを冷凍しておくと乾燥のアーサーよりも香りt赤く美味しい。

宮古島のおばあはゆっくりとしていて本当にかわいい。

人生でこんなにのんびりとした場所に住むことになるとは思いもしなかったな。

海のやさしさ

海のことを思うと、そのやさしさを思わずにいられない。

それは僕たちに対してだけではなく、他の人に対してもやさしさで接するのがわかるからだ。

今日、散歩していたら公園のそばのクリニックの看護師さんたちが6人くらい帰る途中で出てきていて、前にも海は会ったことがあったので大喜びで彼らに呼ばれて駆け寄っていった。

海は1人1人にニコニコしながらしっぽを振りながら笑っている。

「海ちゃん可愛い!」というとその人のところに駆け寄ってニコニコしてぺろっと耳を舐めようとする。

僕は「舐めちゃダメ!」などと言いながら、看護師さんたちはみんな大喜びd写真を撮っていた。

そんな海を見ながら、「なんてやさしい子なんだ」といつも思うのだ。

海は誰に教わったわけでもないのに、やさしさに包まれている。

北海道展

昨年も行ったのだけど、宮古島に北海道展がやってきたので行ってきた。

この「北海道展」というのは、よく伊勢丹の上なんかでやっている「北海道展」の規模が1/5くらいになったもの。

それでも北海道の味噌ラーメンを食べたり、いくらや筋子、海鮮丼なんかを眺めたり、宮古島にいたらなかなか味わえない食材もいくつも来ていた。

そんな中で僕たちは結局餃子と小籠包を買って帰ってきた。

北海道のものではないけど、ま、いっか。

Aさんの家の食事会

先週末に数少ない宮古島の友人夫婦を呼んで食事をしたことをここに書いた。その時に、1週間後に食事にきませんか?とお二人にご招待を受けたのだ。

本当はお店のオープンを2月28日に予定していたのだけど、僕たちはそれならばとオープンを延期することに決めた。

Aさんのお家にはAさんの幼馴染がいて一緒に食事をすることになった。

その幼馴染は元々留学したり東京で働いたりされていたようだけど、ここ4年前くらいに宮古島に引っ越してきたとのこと。

手巻き寿司を作りながらのんびりとした晩御飯は、6時から始まったのに気づいたら夜の11時になっていた。

5時間も何を話していたのかは覚えていないのだけど、ゆるゆると話せる友人たちとの食事は楽しいものだ。

Aさん家には保護犬や保護猫もいて、そんな動物たちとの時間も楽しい。

また一緒にわいわい美味しいもの食べたいな。