でいりぐち

羽田からスカイマークで宮古島の隣の下地島にある下地空港へ。

空港に着くなりレンタカーを借りて物件まで走る。今日はKがはじめて物件を見る日であり、リフォームの打ち合わせだった。

宮古島は曇り空で気温も25度くらい。夏はもう過ぎ去ってしまったようだ。

夜は久しぶりに西里にある「でいりぐち」へ。

西里は、宮古島唯一の繁華街。緊急事態宣言中はほとんどのお店が休業していて、テイクアウトできる店もごく限られていたのだけど、今日はほとんどのお店がオープンしていて町に活気が戻ってきていた。

「でいりぐち」は、いつもの元気のいいお姉さんがいて、店内は満席、威勢のいい声が張り上げられていた。

この店、禁煙でないのがたまにキズなのだけど、それをしてでも行ってみる価値のある店だと思う。

料理は沖縄料理にひと工夫ある居酒屋料理で、イカ墨そばもこの店のものが一番美味しいと思う。


泡盛を飲んでゴーヤーを頬張る。

Kも宮古島に来るとよりリラックスして幸せそうに見える。

⭐️ 居酒家 でいりぐち
0980-72-8017
沖縄県宮古島市平良字西里224
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470503/47004460/

イストゥマリャ

宮古島の道端に、「イストゥマリャ」と書いてあった。

呪文のようなその名前は、この場所の名前だと言う。

この不思議な呪文のような宮古島の言葉は町中にポロリポロリとあって、今でも昔の呼び名で呼ばれているのだなぁと温かな気持ちになる。

昔、シドニーに仕事でよく行っていた時に、シドニーの町中の地名にも元々アボリジニが使っていた呼び名がそのまま書いてあるのを知った。

そういえば宮古島出身の人と話していて笑ったのが、沖縄本島と石垣島と宮古島の人がそのまま方言で話したら、お互いに何を話しているのかさっぱりわからないのだそうだ。

僕たちは勝手に沖縄本島も石垣島も宮古島も沖縄と一括りにして呼んでいるけど、実は元々それぞれ別の文化だったのだろう。

文化の違いこそ世界の面白さであり、多様性こそ地球の魅力に思えるのだ。

やっぱりステーキ

宮古島滞在中に、兼ねてから食べてみたかった「やっぱりステーキ」のステーキをテイクアウトした。

沖縄の人はなぜか、お酒を飲んだ後にステーキを食べることで有名で、東京でしめにラーメンを食べる感覚でステーキを食べるなんて、すごいタフだなあと思っていた。

ここのステーキは「ミスジ」が一番押しのようで、ミスジでありながら筋っぽさを感じられないようにお肉に手を入れているとのことだった。


「ミスジ」と「赤身」を300gずつ。実際に見るとアメリカ人が食べそう!と思うほどの量で、お肉は赤身でも十分に柔らかく、肉らしい味わいがした。

東京にある高級ステーキの脂身がしっかりとサシで入り、レアに焼き上げる感じではなくて、溶岩でじっくりとよく焼いてある感じ。

こういう牛肉の調理の仕方もあるのかと新鮮だった。

⭐️やっぱりステーキhttps://yapparigroup.jp

暮らすように旅をする。

今回、宮古島には1週間滞在した。

同じところに1週間の滞在というのは、旅行というよりもそこで暮らしているような気分になれるものだ。

今日中に見ておかなくてはいけない場所なんてないし、行けなかったとしてもまた別の日に行けたらいいや・・・くらいのゆるい気持ちで過ごすことができる。

予め決めておいた予定もないし、毎朝起きて洗濯をして、「さて、今日はどこに行ってみようか?」とKに聞いてみる。

特に新しい行きたい場所がなければ、自分の好きな場所にもう一度行ってみる。

大好きなカフェに行っていつものお姉さんとお話しをするだけでもいい。

晩ごはんも、毎回おいしいレストランに行かなくてもいいし、自炊をしてもいい。

そんな風にゆるりと暮らすように旅をして、僕もKもじんわりと心が満たされたようだ。

さて、次はいつ宮古島に帰ってこられるかな・・・?

帰りの空港に向かう前に、また戻ってこられるようにと「漲水御嶽」で挨拶をした。

空港で海を預けた後にやっと宮古そばを食べた。

空。

宮古島は、空が広い。

サンゴ礁でできた島だから、高い山がないのだ。


朝と夕方、パイナガマビーチ近くのドッグランに行くと、毎日のように訪れている犬連れの人々と挨拶を交わす。

宮古島にはここしかドッグランがないようで、車に乗ってこのドッグランにくる人も多いようだ。

海は宮古島の犬たちと仲良くとても楽しそうに走り回っていた。

実はあと数年して海が落ち着いたら、もう1頭スタンダードプードルを家族に迎えたいと計画しているところ。

その子の名前は、「空」にするつもり。

ドンコリism

「アトリエ和毛」のオーナーに教えていただいたイタリアンでテイクアウトをお願いした。

ずっと泡盛ばかり飲んでいたので、この辺でワインもいいかとワインショップでワインも買い求めたのだ。

宮古島でもワインとチーズが買える!

この「ドンコリism」のイタリアン。これがびっくりするくらい美味しかったのだ。

おつまみセットを摘みながら、「んーまい!」となり、ラザニアを食べて、「なにこれ?うますぎる!」

豚肉の肩ロースを食べながら、「なんでこんなに柔らかいんだろ?」とうなったのだ。

もう大丈夫。宮古島には、美味しいイタリアンが存在しました。

⭐️https://doncolino.com

楽園の果実

前回7月に宮古島を訪れた時にはじめて行ったレストラン「楽園の果実」があまりにも良かったため、またもう一度来間島にある「楽園の果実」へ。

11時をすぎたくらいなのにすでに暑い日差しの中、海を連れてテラス席に座る。

パエリアとガパオを頼んで、マンゴープリンとシャーベットもお願いする。

このレストランのいいところは、島の食材を余すことなく使っている姿勢。

豚肉も味わい深く、野菜も東京では見たこともない野菜を食べることができる。


お店のスタッフさんも犬に友好的なので、犬連れでも気兼ねなく楽しむことができる。

好きなことがきちんと形になっているこんなレストランをやるなんて、本当に心から尊敬してしまう。

⭐️https://rakuen-kajitsu.jp

海と一緒に。

海が来る前は、たとえばこうして宮古島に旅行に来たら、二人でダイビングをしたりカヌーをしたり、夜はおいしいレストランを見つけて食べ歩いていた。

でも今は、海と一緒に泳げる穏やかな海を探して行ってみたり、海を連れて入れるお店を探したり、朝早い時間と夕方にドッグランに行ったり、すべて海が中心の旅行になっている。

僕もKもそれで物足りなさを感じることはなく、海と一緒にできる体験にもっともっと喜びや幸せを感じているのだ。

今日も一緒に海と泳ぎの練習をした。僕たちを目掛けて一生懸命犬かきをするそのまっすぐな愛情に心が温かくなった。

海という家族が増えて、新しい喜びや幸せがもっと広がった。

Blue Turtle

伊良部島に犬連れで入れる素敵なカフェレストランがあるのではじめて海を連れて行ってみた。

11時オープンだったので10分過ぎ頃到着した僕たちは、ギリギリテラス席に入ることができたほどの人気店。

ここに来るとその人気もわかるのは、目の前が真っ白な砂浜が広がる美しい渡口の浜。

お客さんたちは我先にと海を見るよりも写真を撮りまくっている。

海はみんなからかわいいかわいいと言われて触りに来られるけど、ちょっと緊張してるのかいきなり上から触られてびっくりして吠えてしまう。

それでもここのテラスで過ごす時間は気持ちよく、宮古島に来たら必ず訪れたい美しい場所。


⭐️ https://blueturtle.jp/

アトリエ和毛

宮古島で真っ先に行く場所は、「漲水御嶽」。

ここは宮古島で一番重要な「御嶽」と知ってから、毎回宮古島を訪れるたびに最初に行くところ。漲水御嶽できちんと挨拶をしてから、宮古島生活をスタートさせる。

その後に、「アトリエ和毛」というこのブログにも何度も登場しているショップを訪れる。オーナーのあきよさんに会い、いろいろな宮古島の話をするうちに胸につかえていた思いがすっきりと軽くなった。

あきよさんは熊本出身で、旦那さんも大分出身。そんなこともあり九州の話で盛り上がる。

いつもフワッと軽やかで、笑顔で旅人を迎えてくれる。

アトリエ和毛は、宮古島の単なる雑貨屋さんではなく、僕にとって心から癒される場所なのだ。

⭐️アトリエ和毛https://www.instagram.com/atelier.nicoge/?hl=ja