先週末の金曜日、海を2回目の散歩に連れて行った時にしたウンチが柔らかく、アスファルトの上だったので完全には取り去ることができなかった。
土曜日、ドッグランに行ったのだけど、そこで大きなドーベルマンに「がうっ」とたしなめられて海は今まで見たこともないほど小さく縮こまってしまった。
そんなことがあってなのかわからないが、その後もウンチの状態が良くなく、チョコレートアイスが溶けてしまったような感じだった。
月曜日の夜中、海が寝室のトイレでウンチをした。寝ている時にトイレに行くことはないので慌てて起きると、またしても柔らかいウンチで粘り気があった。
その後もしばらくしてほんの少しクーンと泣いて、トイレで辛そうにしている感じだった。朝方トイレでしたウンチは、何か固形の砂利のようなものが混じっていて心配になった。
海が家に来て4ヶ月が過ぎようとしているけど、今まで体調を壊したことは1回くらいで、それも牛のアキレスをあげた時に体に合わなかったのか下痢をしていた。
ここ数週間、あまり食欲がないのも気にはなっていた。いつものドッグフードをあげても口をつけないので、セカンドの物をあげると少し食べる。でも、また少ししたらそのドッグフードも飽きるのか、あまり口をつけなくなってしまう。
元々食べることに貪欲ではないためそんなに気にする必要もないのだろうけど、身体が作られる今の時期には食べすぎるくらい食べて欲しいと思うのが親心。
今日は僕が車を運転してKを熱海駅まで送りに行き、Kは電車で病院に出かけた。その後予約を入れてくるまで20分のかかりつけの動物病院へ。
「元気そうだし、お薬で治って行くと思いますよ。細菌もいませんので安心してください」
それを聞いてほっと胸をなでおろしたのだけど、原因はドッグフードをコロコロ変えることと、ドーベルマンのショック、そして散歩中の拾い食いだろうということだった。
海が辛そうだと僕も辛い。犬は言葉が喋れないので、どこが痛いとかどれくらい痛いとかわからないから一段と可哀想に思える。
薬をもらって少し安心したのだけど、病院では海は誰彼なく喜んで飛びかかって行くので有名で、診察室を出る時に、看護師さんが周りの人に事前に注意して歩いているのが聞こえた。
「今から大きなワンちゃんが来ますので注意してください。犬も人も大好きすぎてみんなにワシャワシャ絡んでくるので・・・」
僕は恥ずかしくなり、皆さんに謝りながら海を押さえつけて外に出たのだった。