庭の植栽計画。

冬の間、体力をゆっくりと回復させながらずっと考えていたことは、我が家の斜面をどう植栽していくか。

斜面全体で見るとかなり広い敷地面積なのだけど、所々笹などの山の植物が繁殖していることもあり、思ったように植栽が行かないことはわかっている。なので、全体を思い通りにすることはひとまず置いておくことにした。

先ずは、公道から家の玄関までの曲がりくねった55段の階段の両脇を含めたアプローチに絞ることに。

園芸の楽しさは、12ヶ月の季節ごとの植物を考えること。そして、それぞれの植物に合った場所を考えること。また、それぞれが時間をかけて成長してゆく大きさや速度を考えること。

1年分の植栽計画をするには、秋冬の植物が市場に出回る時期もあるため難しく、取り敢えずは、春から初夏までの植栽を計画している。秋から冬の植栽は、また夏の前に行えばいい。

この家には、紅葉や栗、クヌギなどの大きな樹木が生い茂っていて、夏の間は半日影のようになる。そんな日本の山らしい環境なのだけど、熱海の夏は東京と同じように暑く湿気も高い。

我が家は、バラを中心に育ててきたので、まずは東京から持ってきた植物の配置を考え、落葉樹は3月までに植えることにした。その後暖かくなったら柑橘系を植えつけることにしよう。

樹木とバラで大まかな構成が出来てきたので、1年間を通して重要な役目を担ってくれる宿根草を購入することに。宿根草とは、その年に葉や花を生い茂らせて、冬場は葉っぱは枯れるなり休眠期に入り、また翌年になるとさらに成長して葉や花を咲かせてくれる庭の良心のような植物。

宿根草は花も大事だけど、葉っぱが重要だと思っている。美しい庭は、多様な美しい葉っぱがあってこそなのだ。樹木と宿根草でベースができれば、あとは球根と一年草をそこに足していけば良い。

そんなこんなで、今の所購入した植物はこんな感じ。次はこれらの苗を、どの場所にどう植えるかが問題だ。


(写真左から)
アルケミラモリス
ゲラニウム・ヒマライエンス
ラムズイヤー・プリムローズヘロン
サルビアス・パーバ・クイーンブルー
ペンステモン・サンバーストルビー
セダム・オータムジョイ
ダイアンサス・ライオンロック
アストランティア・マヨール・サニングデールヴァリエゲイテッド

べロニカ・オックスフォードブルー
ヘメロカリス・シカゴアパッチ
ヘメロカリス・デイビッドカークホフ
ヘメロカリス・ビッグタイムハッピー
リクニス・コロナリア・アルバ(写真なし)