MR. GAY JAPANと法務省に。

昨年から「MR.GAYJAPAN」が同性婚への賛同を呼びかけていたところ、27000を超える賛同が集まったので、その署名を国に提出するとともに法務省の方と質疑応答ができるというので、同性婚訴訟の原告として一緒に参議院議員会館へ打ち合わせに行った。

尾辻かな子議員も同席してくださり、法務省の副参事の方とお話しした。

MR.GAY JAPANは、いくつもあらかじめ質問を用意していて、それぞれファイナリストの方が読み上げたのだけど、法務省の答えはほぼ同じで、「この国の家族のあり方の根幹に関わることなので、慎重に検討していきたい」の一点張りだった。

そこで僕からは質問ではなく、伝えたいことをお話しさせてもらった。

「家族のあり方の根幹に関わるとおっしゃいますが、これは、人の生命の根幹に関わる問題なのです」

婚姻が認められないために、どういった不都合があるか。年をとっていたり病気を抱えて不安に生きているセクシュアルマイノリティがどれだけたくさんいるか。いかに我々が二流市民のように扱われているか。悩み苦しんでいる若者がいかにたくさんいるか。1日でも早く平等の権利を実現してほしいと、そんな話をさせていただいた。(ハフポストとBUZZFEEDで記事になっています)

裁判でも戦い、政治家にも進んで会いに行き、法務省の人にもこうしてお話しすることができた。どんな手段を使っても、何があっても負けるわけにはいかないのだ。

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