海に試される。

生後2ヶ月くらいの犬は、甘噛みやいたずらが酷く、目の前のもの手当たり次第に口に入れたり噛んだりし続けている。

犬には、善悪の区別もないし、高いソファや家具など知るはずもない。

目に入るものはすべておもちゃのように見えて、好奇心のまま噛みつきにいく。

犬を育てる上で、怒ってはいけないというのがある。たとえ間違った場所におしっこをしたとしても、それを怒ったところで犬にはなぜ怒られているのか意味がわからないからだ。


でも、そんなことは分かっているつもりでいても、こう手当たり次第にソファのカバーにいたずらに噛み付く姿を見ていたら、「海!NO!」と叫んでしまった。

海は、急に怒った僕の顔を不思議そうに見ているだけで、そんな海を怒ってしまった自分の心の小ささにいやなきもちになる。

「犬には、良いも悪いも区別がつかないのだ」

そう思いながら、海によって自分の心の小ささが試されているような気になったのだ。

“海に試される。” への2件の返信

  1. これから歯が生え変わるので、
    口の中がムズムズして家具や服や毛布など
    かじったり、ひぱったりして破壊期が訪れちゃいますね。

    そういうことを思う存分出来る、やっても叱られない
    硬い木片や引っ張り合いが出来るロープなど置いておくと
    良し悪しをちゃんと理解できるので
    大事な物を破壊しなくなりますよー。

    犬もイライラするので、そんな時に没頭して思いっきりかじれる「安全地帯」があると落ち着きますよ。

    1. 健太さん
      コメントありがとうございます!返信が遅くなり申し訳ございません。
      健太さんのコメントを読んで、噛んでもいいものをもっと用意しないとと思いました。
      引っ張りっこは好きですね。引っ張ってる時の顔は獣の顔で怖いのですが。笑
      犬にとっては目の前の物全てがおもちゃというか、噛んで遊びたいものばかりで、良し悪しなんてわからないのでしょうけど、この頃は僕の顔色をチラチラ伺うようになりました。
      今の問題は、お留守番ですね。
      今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です