失くした財布。

9月19日(土)に、Kが渋谷で財布を失くし、探したけど見つからず警察に届け出たことをここに書いた。

その時に、クレジットカードを止めて、銀行を止めて、その後少しして出てくる気配がないので保険証を再発行して、運転免許証も再発行した。

警察によると今の日本では、失くした財布は60パーセントくらいの確率でしか見つからないようだ。どうやら残りの40パーセントに入ってしまったみたい。

そんな話をしながら、「人の財布を見つけて、お金は抜いて、そのまま財布は捨てちゃったのかな?・・・どういう育ち方してるんだろうね・・・」と僕は時々怒っていたのだ。

そして、そんなことさえ忘れていた今日、17日も経って急にバス会社から電話があり、見つかったのだ。

早稲田のバス停まで取りに行くと、傷一つついていない水色の財布が見つかった。

現金2千円も、カード類も、保険証も免許証も全てそのまま入っていて、バス停によると、「今日見つかりました」とのこと。

僕は勝手に、「あああ、もう今の日本は昔の日本と違って失くした財布は見つからないんだ・・・」と思っていたのだけど、そんなことはなく、まだまだこの国では人の善意は、しっかりと残っているということを教えてもらったのだった。

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