コピーライターの誇り。

クライアントでのプレゼンの前日、僕とコピーライターGと営業Yの3人でテレカンをしていたのだけど、そこでコピーライターが訥々と話し出した。

G「あの・・・、Yさんがクライアントとのメールのやりとりで、私の書いたコピーを『たたき台』にして明日みんなで話し合いましょうと書いていたのですけど、これってとても失礼だと思うんです」

G「私のコピーは、たたき台ではないし、たたき台を見せられるクライアントもかわいそう。それを愛知アンする私たちってなんなんですか?あなたは私たちのこの仕事自体を貶めているんですよ」

G「私これでも、もう30年以上コピーライターを続けているんです。コピーには私なりにきちんと向き合い自信を持っています。それをあなたのような人にたたき台呼ばわりされたくないです」

営業はひたすら平謝りで、コピーライターはそれでも怒りを抑えることはな買ったのだけど、僕が間に入って、「もっと僕たちの仕事に敬意を払ってください」と伝えた。

どんなに小さな仕事でも、それに誇りを持てることは素晴らしいことだ。残り少ない仕事人生だけど、僕も一つひとつ丁寧に仕事をしていこうと心新たにしたのだった。

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