風の谷のナウシカ


宮崎駿監督の作品を、TOHOシネマズで上映していて、宮崎駿監督作品の中で僕の一番好きな作品である「風の谷のナウシカ」をKと一緒に見に行った。

「風の谷のナウシカ」をご覧になっていない方はいないと思うので、ここではストーリーは省くけど、この映画を見た時に僕はまだ16歳だったようだ。

それから36年経ったあとで見る「風の谷のナウシカ」は、がっかりするのではないかと思っていたのだけど、あの頃と同じように心が動き、後半はずっと泣いていた。

今の時代にも色あせない底に流れるテーマに唸らされ、ナウシカのありようがキラキラと輝いて見えた。

ちなみに、今回次の日に「千と千尋の神隠し」を見たのだけど、見ている時は楽しめたのだけど、見終わった後に「風の谷のナウシカ」のようには、心に強く残るものがなかった。また、数年前に見た「風立ちぬ」などには全く心が動かなかった。同じ監督の作品でも、感じ方は全然違うものだ。

同じ映画でも時間を経て、中身はほとんど忘れてしまっているし、自分も成長して変わったのではないかと思いながら見ることの面白さを改めて感じさせられた。

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