今年の6月20日は、新しいことを始めるのにいい日だとかで、お財布を買うのにも一番いい日なのだそうだ。
色々なネットの記事にそんなことが書いてあって、Kとお揃いで買ったイルビゾンテの皮の財布もくたびれてきていたので、伊勢丹の財布売り場に行った。
昔は、「お金持ちは長財布」とよく言われたものだけど、僕のようにカバンを持ち歩かない行動パターンからすると長財布は使い勝手が悪く、最近は短い財布にしていた。
でも、小銭が入ると厚みも出て、フィットしたパンツを履くと、財布の形が気になってもいたのだ。
コロナの流行もあって、現金を使う機会が少しずつ減ってきているので、思い切ってすごく薄い財布にすることにした。クレジットカード2枚と、パスモ、OKスーパーのカード、新宿御苑のパス。
色々見た挙句、結局、コムデギャルソンの財布にした。僕は紺色でKは水色。
コムデギャルソンのロゴを見たKは、「コムサデモード?」と言ったので笑ってしまったのだけど、Kがコムサを知っているのは、家の近くにコムサの会社「FIVE FOX」があるから。
「僕が高校生の頃、コムデギャルソンは圧倒的な存在感があってね・・・骨董通りにお店があって・・・川久保玲という天才デザイナーが・・・」と話しても、洋服には全く興味のないKにとっては、コムデもコムサも関係ないようだった。