お酒の相性。

50歳をすぎてから、お酒を飲み過ぎると翌朝頭が重くなることが増えた。

加齢によるものとは到底受けいれられず、「昔はいくら飲んでも平気だったのに、何が変わったのだろう?」と、原因を思い返してみている。

外食をしながらレモンサワーを3杯。2丁目の1軒目でレモンサワーを2杯。bridgeでワインをふたりで1本。だいたいこんな感じなのだけど、考えてみると昔はレモンサワーを飲んでいなかったことに気づいた。

昔はずっとワインで通していたか、日本酒か焼酎で通していたのだ。

そう思って、昨夜は珍しく、ワインだけで家で食事をしたのだけど、案の定、朝起きたら何事もなかったかのようにスッキリとしていた。

人にもよるのかもしれないけど、僕の場合、レモンサワーがあまり身体に合わないのかもしれないと思い始めている。

それをKに言うと、「レモンサワーが原因じゃなくて、ただの飲み過ぎです。」

とのことだった。

バイバイ・ヴァンプ!

『バイバイ、ヴァンプ!』という吸血鬼ものの邦画が炎上しているらしい。

以下は記事を転載するが、

吸血鬼に噛まれると「同性愛者」になってしまうという設定で、「愛・自由」のために主人公たちが戦うストーリー。予告編では、噛まれた後とみられる同性の高校生同士が、人目も気にせず教室で激しいスキンシップをとるシーンもある。

とのこと。今の時代に信じられない映画を作ったものだ。

以下は謝罪文。

「この映画には一部、同性愛の方々に対し不快な思いを抱かせる表現が含まれているかもしれませんが、同性愛を差別する作品ではありません。愛とは自由であり、人それぞれの愛が尊重されるものであるというテーマのもと、製作されました」と釈明。「この作品は、そのテーマをエンターテインメントな作風で描いているため、一部の方に誤解や混乱を招いた事をお詫(わ)び申し上げます」

これは、完全にエンタテインメントとの意味をはき違えているに違いない。

小学校や中学校で男の友人たちが、ゲイの同級生をいじめるような設定を、作って映画館で公開するとは、未だに信じられない。

どんな表現なのか、ちょっと見てみたい気もしているのだ。

⭐️ https://m.huffingtonpost.jp/entry/bye-bye-vamp-petition_jp_5e4bc1acc5b6eb8e95b2448c

⭐️ https://www.google.co.jp/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/17829395/

お好み焼き 山本

新宿御苑前に、すごくいいお好み焼き店を見つけてしまった。

『お好み焼き 山本』は、御苑前駅すぐ近く、お店がシンプルでスタイリッシュ、ちょっとお好み焼き屋さんとは思えないいい感じ。

中の大将はストレートの好青年といった感じ。東京にある兵庫県のお好み焼き屋さんで働いたのち、今のお店を開業したらしい。

お料理は鉄板焼きが美味しく、お任せの2500円コースには、前菜3種盛り、牛肉の顎の鉄板焼き、とんぺい焼き、牛すじネギ焼き、広島お好み焼きと、ボリュームもありどれも丁寧に作られており美味しい。

東京でお好み焼き店に入るとがっかりすることがほとんどだけど、こんないいお店が新宿御苑前にあるなんて超みっけもん。

つくづく食べログの点数なんてあてにならないと思ったのです。

⭐️

関連ランキング:お好み焼き | 新宿御苑前駅四谷三丁目駅新宿三丁目駅

1917

この映画にアカデミー作品賞をとって欲しかったと思うくらい、素晴らしく圧倒された作品。

監督は大好きな『サム・メンデス』。

この映画は、全編を通してワンカットに見えるように撮影されており、一体どうやったらこんな神業な撮影ができたのか、信じられない作りなのです。

イギリス軍のふたりの兵士が、前方にいる別の部隊に、今にもけしかけようとしているドイツ軍への攻撃を中止する指令が書かれた紙を届けるという任務。

ただそれだけの数十時間を描いているだけなのに、ずーーーっと手に汗を握りながらスクリーンに目は釘付けになっていた。

兵士の息遣いとか、爆弾、銃声、そのどれもがまるですぐ隣で起きているかのような錯覚を覚えるほど、映画の中に巻き込まれてしまう素晴らしい演出。

絶対に映画館で見ることをお勧めします。

⭐️http://1917 https://1917-movie.jp/

結婚の自由をすべての人に訴訟1周年記念。

今日は午後から原宿で、丁度昨年214日に日本全国ではじまった『結婚の自由をすべての人に訴訟』の1周年イベントが行われた。

クラウドファンディングなどで集まったお金の使途の説明があり、先日新しく片方がトランスジェンダーのカップルが訴訟に加わったこと、また、YOUTUBERの『わがしチャンネル』のカップルの話などがあり、原告である僕たちも一言ずつお話をさせていただいた。

僕が話したことは、先日サンフランシスコ で同性婚訴訟に関わったジョン&スチュアートの話にもあったように、アメリカでは結婚によって得られる社会保障は、1500を越えるということ。

僕たちはそれらの社会保障を、はじめからないものとして生きてきたのだけど、それはおかしいということ。

すべての人は平等であるはずだ。性的指向や性自認がどうであれ。

1日でも早く、すべての人が結婚したい人と結婚できる権利を勝ち取れることを願っているというお話をさせていただいた。

ひとりで過ごす時間。

大分からKの前の勤務先の女性の先輩が学会で出て来たというので、一緒に近所で外食をした後、Kは横浜に会いに出かけて行ってしまった。

普通なら僕は、こんな金曜日の夜は「ひとりで飲みに行くチャンスだ!」と意気揚々となって二丁目に飲みに行くのだ、結局Kと外食をした後そのまま家に帰ってきた。

読みたかった本を読んで、のんびり音楽を聴いていると、ふと、こんな風にひとりでのんびりすることもなかったなぁと思った。

ふたりでいる時間は宝物だけど、こうしてひとりでのんびり過ごす時間もいいものだと改めて感じた。

あまり長いとすぐに寂しくなってしまうのだけど。

三島由紀夫と川端康成。

ポルトカーロのスパゲッティ


下田の旧市街に、『地中海料理ポルトカーロ』というお店があって、その店の一階は『日進堂』という洋菓子屋さんで、そこで売っているマドレーヌを三島由紀夫が好んで食べていたらしい。

三島由紀夫のマドレーヌのことは、ここを通るたびに書いてあるのを見ていたので知っていたのだけど、月曜日にランチをこの2階のあやしい地中海料理のお店で食べた。

ここの食事は特に勧められるものではないのだけど、この店に入ったお陰で、三島由紀夫が夏ごとに足繁く下田に来ていたということを知った。

帰って調べてみると、『伊豆の踊子』などで有名な川端康成も伊豆に取り憑かれたように来ていて、またノーベル賞を取る過程において、川端康成が最も評価していた作家は三島由紀夫だったということを知った。

これから調べたいと思っていることは、三島由紀夫が、下田に一体何をしに来ていたのか?どんな目的があったのか?何に魅力を感じていたのか?ということ。

ゲイとして、知りたいと思いませんか?

⭐️

関連ランキング:地中海料理 | 伊豆急下田駅

不安な時に。

朝起きた時に、どうしようもない不安に襲われて、しばらくベッドから出たくなかった。

こういう時が年に数回あるのだけど、特に原因はなく、胸に空洞が空いているようで、どこか力が入らず、得体のしれない不安がいつまでも胸に残っているような感じなのだ。

そんなことをKに言うと、ベッドの中でKが僕をハグしてくれて言った。

「ただしくん、もうクリエーティブやめてあげて」

「ね・・・海のそばに行ってのんびり暮らしたいね・・・」

「うん。のんびる暮らそう」

「そうだね」

そんなことをやっているうちにほんの少し元気になり、タレント撮影に向かったのだ。

51歳になっても、誰にでも弱くなる時はあって、そんな時に支えてくれる家族がいるということは、なんてありがたいことだろうと思うのだ。

励ましのメール。

実は、1月末日で以前公開していた『外苑前日記』の運営元が終わり、ブログ自体が非公開になってしまった。

いつのまにか静かに非公開になったものの、以前からメールでやりとりをしてくださっていた読者の方何人かの方からメールをいただいた。

ただ今、僕自身の仕事が忙しく、なかなか新しいブログに移行する準備が出来ずにいるのだけど、こんないくつかのメールに励まされ、ありがたく感じている。

情弱な僕は、ブログを構成している様々な仕組みについていけず、運営元と何度もメールをやり取りしながら、なんとか今月中にオープンできないかと格闘中なのです。

MORIKAWA

何度も下田を訪れているので、下田で食事をする店はだいたい行き尽くしたと思っていたのだが、今回、素晴らしいお店を発見した。

『MIDORIKAWA』は、駅からすぐのスペイン料理のお店。食べログでは3.1点くらいしかないのだけど、それはこの店ができたばかりでほとんど知られていないからだと思う。

下田の食材を上手に取り入れた下田スペイン料理は、どれを食べても興味深く、美味しい。

前菜の盛り合わせも圧巻だったけど、白子のアヒージョ、あさりと赤海老のパエージャも最高だった。

今度下田に来たら、間違いなくリピートしたいと思うお店。

⭐️

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