「ベトナムのゲイ映画がやってるよ」と言われて慌てて観に行った『ソン・ランの響き』は、ゲイ映画というよりは、軽いBL映画だった。
映像がベトナムの高温多湿を帯びていてとても美しい。
「劇中劇がある、やくざ男とどさ回りの一座の主役の恋」と書くと、新宿2丁目の『劇団ぺんぺん』のようであまりにもベタだけど、最後まで見ていられるのは、1人は鼻血が出そうなくらいとてもセクシーで、もう1人は美少年だからだろう。
それと、美しくどこか懐かしいソン・ランという楽器の響きは、昭和の昔のような郷愁感を感じさせる。
それにしても、ゲイ映画というと、すぐに激しいセックスシーンを期待してしまう自分は・・・。
⭐️ソン・ランの響きhttp://www.pan-dora.co.jp/songlang/