深夜の侵入者。

朝起きてベランダに出ると、先日チューリップや水仙などの球根を植えた直径50センチくらいの2つの大鉢が、何者かによって荒らされ、穴が掘られているのを見つけた。
穴と言っても、7センチくらいの深さだろうか。穴の直径は10センチから15センチくらい。
前に、植えてあるプリムラの花を摘みにヒヨドリがやってきていることはここに書いたのだけど、今回の穴は夜の犯行ということから、どう考えてもヒヨドリではなさそう。
考えられるのは、カラスか、ネズミか、ハクビシンか、猫だろうけど、穴を掘っているとはいえ、植っていた球根を食べている気配はなく、球根が剥き出しになって外に出て飛び出しているのだ。それも、一回きりではなくて、ほぼ毎朝来ては、穴を掘っている感じ。そこで寝ているのだろうか?
害獣だからといって、凶器や毒を使いたくはないので、唐辛子を細かく切って土に混ぜたりしてみたけど効果はなく、また同じように穴が空いていた。
長く園芸をやっているけどこんなこと初めてで、気味が悪いので隠しカメラでも設置して正体を探ろうかと考えている。
北極熊や熊が人里に出てきたり、イノシシが町に出没したり、野生のケモノが町中に出てくるニュースを見るけど、僕の家のベランダに現れるなぜかこの奇妙な動物も同じようなことに思えるのだ。
東京だって、そこに勝手に人間が暮らしているだけに過ぎないということ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です