50歳の挑戦。

 
会社の研修で、『プロダクトデザイン』の研修があって、15名というメンバー募集の中、面白そうだと思い応募した。
僕が卒業したのは、多摩美術大学のデザイン科でも、グラフィックデザイン専攻だったため、昔からどこか、立体デザインへの憧れのようなものが残っていたのだ。
なんとか無事にメンバーに迎えられ、9月頭に第1回プロダクトデザインスクールがはじまった。
会議室に行くと、予想はしていたことだけど、僕が圧倒的に1番年上であることがわかった(笑)。ほとんどの人は2・3年目から行っていても10年目くらいの人たちばかりだったのだ。それでも、自分から年齢のことには今後触れないようにしようと思い、自己紹介をした。
その後、3回くらい研修があり、ゲストが来て、自分のデザインの権利関係の話が聞けたり、素材に関する講義を受けたり、なんだか学生時代に戻ったようなワクワクする感じを味わっている。
そのプロダクトデザイン研修では課題も出ていて、仕事の合間を見てはあれこれ悩み続けていたのだけど、この土砂降りの雨の中、中間報告があり、無事に報告を済ませることができた。
本当のことを言うと、50歳にもなって、今までやったことのない新しいことに挑戦することは、少し怖いような気がしたのだ。今時の若者が、面白い企画を考えて、50歳のおじさんは、つまらない案しか出来なかったら、その場にいることさえ出来ないくらい恥ずかしいではないか。
でも、そもそも僕はこの会社で何かを隠したり、恥ずかしがったりするようなことはもうないのかもしれない・・・と思えて、思い切ってチャレンジすることにしたのだった。
新しいことに挑戦するのは、いつだって怖いことだけど、思い切って踏み出してしまえば、そこから見える景色は違っているものだ。
これからも、挑戦し続けたいな。

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