世界は、自分次第。

先日、あるデザイナーの方と打ち合わせをしたのだけど、その人は、世の中に名前が出てからネット上で色々書き込まれたようで、一時精神的に疲弊して参ってしまっていた時期があったそうだ。
僕の周りでもこの手の出来事は起こっていて、今や名前で検索するとあらゆる書き込みがある時代、まして有名になった人だと書かれ方も尋常ではないのだろう。書き込みのエネルギーは、恐らく嫉妬や妬みなのだろう。
周りがいくら、「もうそんな情報見ない方がいいよ」と助言したところで、ネットの闇の中に吸い込まれ、いつのまにか精神的にやられてしまう。
僕自身は、自分の名前を検索する趣味はないが、有名人ではないので大したことは書かれていないと思う。(僕の友人にはアクティビストが多いので、気づくとなぜか僕も一緒になっていくつも炎上させてきたことは確かなのだけど)
SNSを全くやらなくなって、2年近く経つだろうか。SNSをやらなくなったことで、SNSの世界から自由になったのだ。
僕が実感していることは、いいことづくめだ。時間が膨大にできる。人と直接会って話したり食事したりする時間に重きをおくようになる。情報を追いかけなくなる。他の人のライフスタイルが気にならなくなる。他の人と自分を比較しなくなる。今目の前にあるできごとの美しさや素晴らしさを、きちんと目で見たいと思うようになる。
たとえばニュースで著名人が何か爆弾発言をして世の中で叩かれていたとしても、他の人の意見を追いかけるのではなく、まずは自分の考えでその出来事を判断しようと思える。
実は世界は一つではなくて、無数にあるのをご存知だろうか?
いつも思うのは、いくら有名な芸能人だって、知らなければ自分の世界には存在しないか、ほとんど関係のないものになる。
他人の悪口をガソリンを注ぐように書きながら生きている人たちのいる世界に、自ら選んで入っていく必要などないではないか。
自分の世界は、自分が決めることができるのだ。

マーメイドスイム体験。

仲のいい女の子とトランスの女の子が、また7月に僕たちの家に遊びに来ることになった。
僕たちはその前に、宮古島に行く計画をしているのだけど、今度は4人で沖縄に遊びに行こうね!と言って盛り上がっていたのだ。楽しそうじゃないですか!
そこで僕が、この写真の『マーメイドスイム体験』を僕とKと4人でやろう!と送ったら、大笑いして「そんな絵図笑える…」と返ってきた。
僕とKは、かなり乗り気だったので、いつかマーメイドスイム体験をして、写真を撮ってもらおうと思ってる。
受け付けてくれるかどうかは、わからないのだけど…。

野菜は、高島屋。

最近、毎週のように、いや、週に2回くらいの割合で「プチトマト」を買っている。
もともとトマト好きなのだけど、味の薄いトマトよりもプチトマトが好きで、料理にも使い勝手がいいから。
今年は天候がよく、野菜が育ちすぎたのか、時々安くなったものを見かけるけど…
奥さま。
このプチトマト、新宿高島屋では、1kgで324円なのです。
先日は5キロ買ってトマトソースを作ったのだけど、それだって1500円に消費税。
新宿、渋谷界隈では、東急本店の野菜は高くて酷いし、伊勢丹も昔に比べてブランド野菜ばかりになり高くなってしまった。
野菜は、新宿高島屋が断然にいいですよ。

熱。

先週、Kが風邪をひいて薬をもらって来たのだけど、その後どうやら僕まで風邪をひいたのか、日曜日にふと熱を計ったら、37.7度だった。
自分がもともと熱に耐性があるのか、38度を超えなければ意外と普通にしていられるのだけど、身体はなぜか重たくて、仕事をしていても少し眠たいような感じだった。
家に帰ると、慌てて帰ってきたKが、晩ご飯の支度を手伝ってくれた。
冷凍庫に入れておいた鳥のひき肉を出したり、自分でどんどん炒めてくれたり、僕が絹さやを茹でて、卵を炒めて、すぐに三色丼が出来上がった。
こんな風に身体の具合が悪くてご飯を作ることが億劫な時に、すぐに作れる料理を決めて冷凍庫に入れておくといい。
僕の場合は、三色丼、親子丼、牛丼、豚丼かな。それか、麺類にしてタンパク質は鯖缶にポン酢と大葉を刻めばすぐにご飯が食べられる。
体調が悪い時には、パートナーがいるというだけで心強いものだ。
いつもよりやさしく接してくれるのもこんな時ならではだし、この際だから多少甘えて、面倒なことは全部やってもらおう。

僕たちは希望という名の電車に乗った

ずっと新宿2丁目の『Bridge』のMにすすめられていながら、やっと観にいけた映画『僕たちは希望という名の電車に乗った』は、見応えのある素晴らしい作品だった。
これが実話だと聞いて驚いたのだけど、時代は1956年、東西ドイツがまだ壁で隔てられていた時代。その当時ソ連の影響下に置かれていた東ドイツの高校生が、列車に乗ってにしドイツに行き、ハンガリーの民衆峰起のニュースを汁ところから映画は始まる。
自分たちの国で聞いている状況と、西側諸国の情報が違っていることに気づき、自分の中の正義を確かめようと立ち上がり、国を敵に回して奮闘した記録。
監督は、『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』のラース・バウアー監督。その当時の社会主義国家が、どれほど協力に国民を統制していたのかがわかり、ドキドキして恐ろしかった。
⭐️僕たちは希望という名の電車に乗ったhttp://bokutachi-kibou-movie.com

さよなら、退屈なレオニー

まるで、17歳の頃の自分を見ているような映画だった。
原宿の高校に通いながら、学校はさぼり、美術学校もさぼり続け、渋谷か原宿で夜中まで友達と一緒につるんでいた。
周りのどんなものにも興味が持てず、心動かされず、「このままどんなものにも感動しない人間になってしまうのだろう・・・」と思っていたあの頃、大人たちの嘘や社会の欺瞞に噛み付いては、おとなになんかなりたくないと思っていたあの頃。
『さよなら、退屈なレオニー』は、そんな17歳の大人でもない子どもでもない面倒臭い世代特有の生きづらさを、見事に描いた作品だった。
主演女優の女の子がとても魅力的だ。『レディ・バード』を思い出させるほろ苦い青春映画。
⭐️さよなら、退屈なレオニーhttp://sayonara-leonie.com

すずめの御宿

牡蠣のオイル漬け

軟骨の唐揚げ

肉ミックス

渋谷のラブホテル街の真ん中に、お好み焼き屋さんを見つけた。
外から見たら、古い一軒家で、中に入ると1階2階があり、畳の部屋と椅子の部屋、禁煙席と喫煙席があるようだ。
こんな場所のくせに、意外と人気店のようで、予約はした方が良いみたい。滞在中にいきなり入ってきたお客さんが、ことごとく断られて帰っていった。
料理は、一品料理が充実していて、鉄板焼きもあるので、つまみながら飲んで、最後にお好み焼きや焼きそば、焼うどんなんかを食べるのがいいだろう。
お好み焼きは自分で焼くタイプで、東京人には面倒に思うけど、混ぜて焼くだけなので誰でも失敗なく焼けると思う。
ラブホテル街にありながら、ゆっくり落ち着いて会話しながらお好み焼きが食べられる稀有な店。
⭐︎すずめの御宿
03-5458-2760
東京都渋谷区円山町9-3
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13009380/

母の写真

母と食事をした時に、母がデジタルカメラからXDカードを取り出して持ってきて、僕にプリントしてほしいと言うのだ。
考えてみたら、僕は随分デジカメをいじってなくて、自分ではアイフォンでの撮影ばかりで、プリントアウトなどもう何年もしていないことに気づいた。パソコンのプリントアウトでは色がすぐに劣化すると思い、会社近くのヤマダ電機に行きプリントアウトの仕方を聞いた。
時々指が写ったりしていたので30分くらいかけてじっくり写真をセレクトし、省いたりしながら、またプリントアウトが出てくるまでに30分以上かけながら待った。
母のデジカメには、母や父の写真は全然なく、何気ない旅行中の景色とか、庭の写真、紅葉している木々、家に咲いている花とか、家に飾った咲いたばかりのランの花だとか、家の窓から見える景色などが写っていた。
そんな写真を1つひとつ見ながら、僕はなんだかせつなくなってしまった。
今年79歳になる母も、毎日のさもない風景を写真という形で撮影していたのだ。
それは、他の人から見たらなんということのない生活の中のシーンや景色なのだけど、母が見てきれいだと思ったものや、感動したものなのだろう。
いくつになろうとも、過ぎ去って消えて無くなっていく一瞬を美しいと思ったり、たいせつに思えることは素敵なことだと思う。
母の175枚の写真をプリントアウトしながら、79歳になる母の毎日のことを考えた。

Kが風邪をひいた時に。

日曜日の雨の中、用事があってKとふたり雨の中、神宮前から渋谷まで大きな荷物を歩いて運んだのだ。その荷物は3メートル以上の長さがあってタクシーには乗らなかったから。
帰りは思った以上に土砂降りになり、真夜中近くふたりで濡れながらお腹をすかせて帰ってきたのだけど、その疲れからか、寒さからか、Kが鼻風邪を引いてしまった。
僕は会社の病院に行き、風邪薬をもらうことにした。
症状としては、僕はまだ喉がおかしいくらいだったのだけど、Kの風邪がそのまま移ることが多いので、鼻薬ももらって帰った。
ふたりで一緒に暮らしていると、どちらかが風邪をひくと、時間差で移ることが多い。
会社の病院では、風邪をひいた子どもの薬をもらうお母さんのような気分だった。

ニューオリンズからのお土産。

週末に新宿2丁目のBRIDGEに飲みに出かけたら、「たったいまこれをおいてOが帰ったよ。ただしにお土産だって・・・」と言ってこの香辛料をもらった。
どうやらニューオリンズに行っていたOのお土産のようで、タバスコなのだそうだ。
Oの話を聞きながら、いつかはニューオリンズに行ってみたいと思っているのだけど、なかなか行けずに数年が過ぎてしまった。
アメリカのまだ行ったことのないニューオリンズは、独特の文化がある町だと聞いている。黒人が作った音楽や料理の文化を味わいに、いつか遊びに行ってみたいものだ。
週末に時間ができたら、このタバスコで、アメリカ南部の料理を作ってみようかな。
O、ありがとう!