旅の留守中に。

今年は、宮古島に1週間くらい旅行に行くことになり、家のベランダの植物の水やりのことをずっと心配していた。
2年前にバリ島に行った時は、FTM の20代の友人KAに頼んだのだけど、バリ島に電話がかかってきて、冷凍庫が音が鳴っていておかしいと慌てていた。
どうやら冷凍庫を開けてアイスを食べた後、冷凍庫がきちんと閉まっていなかったのだろう。KAは、大雑把な性格なので、その手の失敗は容易に想像できた。
昨年はニューヨーク・サンフランシスコに行った時には、30歳くらいのHにお願いして、2回水をあげに来てもらった。
Hは特に問題もなかったので、今年もHに頼むつもりが、直前になってニューヨークプライドに行くことが決まり、他の人を探さなければいけなくなってしまった。
留守中の家の鍵を預けて、2回も家に来て植物の水をあげてくれる人などなかなかいなくて、忙しすぎたり、悪くて頼めなかったり、家が遠いから悪い気がしたり、適当な人が見つからなかったのだけど、ふと、近所に住むMTFのRが浮かんだ。
僕「ありがとう。Rの家のポストに鍵入れておくから、あとは適当にお水あげといてもらえたら…」
R「ただしさんがいる時に鍵を取りに行って、どうやってお水あげるか教えてください!」
真面目なRはそう言って、夕方家に帰るやいなや僕の家にやってきた。
植物の水のあげ方を話して、植物のある場所を案内する。
R「こんなところにもあるんですね…何杯くらいジョウロであげたらいいんですか?」
僕「鉢の底から水が流れてきたらもういいから」
真面目なRに鍵を渡して、やっと旅の準備が完了した。

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