アリータ:バトルエンジェル

映画『アリータ バトル・エンジェル』は、日本のSFコミック『銃夢』を、『アバター』のジェームズ・キャメロンが脚本化、監督は、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲス。
結論から言うと、映画通にはあまり好まれない映画だと思うのだけど、一般の観客のハートをつかむ映画だと思う。『ボヘミアン・ラプソディ』はこういったタイプの映画だった。3D IMAXで映画を観ながら、なんだかゲームの世界に入り込んでしまったかのような錯覚に陥っていた。それも、随分リアリティのある未来的な世界へ。
面白かったのは、異常に脇役が豪華だということ。今をときめくマハーシャラ・アリ、名優クリストフ・ヴァルツ、年老いて尚美しいジェニファー・コネリー・・・ちょっと驚きの布陣ではないか。
僕がこの映画で一番評価をしたいと思ったことは、このアリータのキャラクターの美しさと表情の繊細さ。3Dの迫力あるアクション映像に加え、サイボーグと人間の織りなす親子や恋愛物語は、エモーショナルでところどころ涙を誘う。
その引きづり込まれるような大きな瞳にまっすぐに見つめられると、たとえサイボーグとはわかっていても心を掴まれるに違いない。3Dで作られたこういう作品を見ていると、アバターからまたどんどん映像が進化してきているのを感じることができる。
でも、結局一番重要なところは、原作の核の部分なんだろうな。
⭐️アリータ:バトルエンジェルhttp://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/index.html

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